スマホの保証について、こんなふうに思っていませんか。
- スマホの明細に「補償サービス」の料金が並んでいるけど、最後に使ったのがいつか思い出せない
- 機種変更のとき、店員さんに「念のため付けておきますね」と言われるまま、もう何年も払っている
- 一度も画面を割っていないのに、毎月のお金だけが静かに引き落とされていく
- じゃあ外そうかと思っても、外した翌日に限って落としそうで、結局そのままにしている
私も、まったく同じでした。キャリアの保証を3年間、何も考えずに払い続けて、一度も使いませんでした。月1,000円前後だったので、3年で3万6千円ほど。振り返ると、けっこうな金額です。
「これ、本当にいるのかな」と思って、各社の保証を全部調べてみました。調べてみて、スマホの保証は外していい人が多い、というのが私の結論です。ただし、外さない方がいい人もいます。この記事では、その線引きと、外したあとにどう備えるかまでをお話しします。
まず、キャリアの保証そのものは悪くありません
キャリアの保証そのものが悪いとは、私は思っていません。
ドコモの「smartあんしん補償」も、auの「故障紛失サポート」も、ソフトバンクの「あんしん保証パック」も、ちゃんとした正規のサービスです。壊れたときに助かる人は、確かにいます。
問題は、サービスの中身ではありません。使わないまま、毎月払い続けてしまう構造のほうです。
各社の保証は、調べた時点では、おおむね月1,000円前後の固定費でした。私はこれを3年間、一度も使わずに払い続けていました。敵はキャリアではなく、「何も考えずに払い続けている状態」のほうだった、というのが私の結論です。

なぜ「いらない」と感じるのに、払い続けてしまうのか
理由は、外しにくい仕組みになっているからです。
スマホの保証は、機種変更のときに「付けておきますね」と一緒に案内されることがほとんどです。断る理由も特にないので、そのまま付きます。そして一度付くと、毎月自動で引き落とされるので、存在ごと忘れます。
私も、クレジットカードの明細を見て、初めて「まだ払っていたのか」と気づきました。使っていないことにすら、気づいていなかったんです。
だからまず、今いくら払っているかを一度だけ確認してみてください。それだけで、続けるか外すかは判断できます。
外していい人と、外さない方がいい人
調べてみて、外していい人と、残した方がいい人に、はっきり分かれました。
外していい人
- ケースと保護フィルムを付けていて、ここ数年、画面を割った記憶がない
- 明細を見て「まだ払ってたのか」と思った側で、毎月の固定費を減らしたい
- スマホは基本、家か職場でしか使わず、そこまで手荒に扱わない
- 保証に入ってから一度も、修理や交換で使ったことがない
外さない方がいい人
- ここ2年で1回は画面を割っている、または水没させたことがある
- 端末代をまだ分割で払っている途中で、壊れると残債と修理代が二重にのしかかる
- 現場仕事や営業で、スマホが1日止まると業務が回らない
- 小さい子どもがいて、渡すと落とす・口に入れる・水に浸けるのが日常
上のどれかに当てはまるなら、私は、もう外していいと思いますよ。
逆に、下のどれかに当てはまるなら、今は残しておきましょう。
迷って決められないなら、まず今いくら払っているかだけ、確認してみてください。たいてい、それを見た瞬間に気持ちは決まります。
各社の保証を、1つずつ見てみます
「外していいと言われても、自分の保証が何を守ってくれているのか、いまいち分からない」という人も多いと思います。私もそうでした。主要なものを、調べた範囲で並べます。
ドコモ「smartあんしん補償」
故障・水濡れ・破損に加えて、紛失や盗難まで幅広くカバーする補償です。ドコモで買った端末だけでなく、他社で買った端末でも申し込めるのが特徴です。ただし、実際に交換や修理をしてもらうときには、別途、自己負担金がかかります。月額は機種によって変わりますが、私が見た範囲ではおおむね月1,000円前後でした。
au「故障紛失サポート」
故障・紛失・盗難・全損のときに、代わりの端末を届けてもらえるサービスです。こちらも、交換してもらうときには自己負担金がかかります。「入っていれば無料で新品と交換」ではない、という点は、加入前に知っておいたほうがいいところです。
ソフトバンク「あんしん保証パック」
画面割れ・水濡れ・故障などの修理サポートが中心のプランです。修理を安く受けられる代わりに、毎月の固定費がかかります。使う機会がないまま払い続けると、負担だけが残ります。
AppleCare+(iPhoneを使っている人向け)
こちらはキャリアではなく、Apple公式の延長保証です。落下や水濡れなど、自分の過失による損傷も対象にできるのが強みです。ただし、修理を受けるたびにサービス料(自己負担)がかかり、月額または一括で保証料も必要です。iPhoneユーザーは「キャリアの保証」と「AppleCare+」のどちらかを選ぶことになりますが、両方に入って重複していないかは、一度確認してみてください。

共通して言えるのは、どれも月1,000円前後の固定費がかかること、そして実際に交換・修理してもらうときには、別途、自己負担金がかかることです。「入っていれば全部タダで直る」わけではない、というのは、私が調べていて一番意外だったところでした。
保証を外したあと、どう備えるか
「外していい」と言われても、裸で持つのは不安ですよね。私もそうでした。
外したあとの備え方には、いくつか選択肢があります。キャリアの保証より安く、スマホもイヤホンもタブレットもまとめて守れる方法や、月額をほとんどかけずに備える方法もあります。
どれが自分に合うかは、「多少払ってでも安心したいか」「固定費はとにかく減らしたいか」で変わります。それぞれの中身と、私がどう選んだかは、こちらのページに全部まとめました。ここで長く書くより、順番に見てもらったほうが早いです。
ちなみに、保証をあれこれ調べ回った私が、最後に落ち着いたのはモバイル保険でした。
月700円で、スマホだけじゃなく、タブレットもイヤホンも、1契約で最大3台までまとめて守れます。しかも、壊れたら一律いくら、ではなく、かかった修理代がそのまま戻ってきます。
キャリアの保証を外して、これ1本にまとめてから、毎月の固定費が丸ごと軽くなりました。私は、もうこれで十分だと思っています。
私が3年でいくら払ったか、計算してみました
私の場合、キャリアの保証に月1,000円前後を、3年間払っていました。合計で3万6千円ほどです。一度も使いませんでした。
一方で、もし画面を割ったとしても、修理の実費は機種にもよりますが数万円ほど。つまり数年間、一度も壊さずに払い続けると、修理代を先払いしているのと変わらなくなる、という計算になります。私はこの計算をして、外すことを決めました。
もちろん、金額は改定されますし、機種によっても変わります。今の金額は、必ずご自身の明細と、各社の公式ページでも確認してみてください。
よくある質問
わざと壊しても補償されますか?
されません。故意の破損は、どの保証・保険でも対象外です。ここを狙って入るものではない、と考えておいたほうがいいです。
壊れてから保証に入れますか?
入れません。壊れてからでは遅い、というのが保証や保険の前提です。だからこそ、続けるか外すかは「壊れる前」に一度だけ考えておく価値があります。
みんな入っているから、自分も入っておくべきですか?
周りが入っているかどうかより、自分が過去に実際に使ったかどうかで決めるほうが、判断を間違えません。「なんとなく不安だから」で払い続けるのが、一番もったいない状態です。
保証が重複していることはありますか?
あります。キャリアの保証と、クレジットカードの付帯保険や、別で入ったスマホ保険が、気づかないうちに重なっていることがあります。重複はそのまま払い過ぎなので、見直す価値があります。
まとめ
- キャリアの保証そのものは正規のサービス。問題は「使わず払い続ける構造」
- 一度も使っていなくて、固定費を減らしたい人は、外していい人が多い
- ただし、分割払いの途中・破損リスクが高い使い方の人は、残す判断も合理的
- 外したあとは、もっと安く、あるいは月額をかけずに備える方法もある
- 迷ったら、まず今いくら払っているかを確認する
外すかどうかも、外したあとどう備えるかも、こちらのページで順番に整理できます。
ちなみに、保証をあれこれ調べ回った私が、最後に落ち着いたのはモバイル保険でした。
月700円で、スマホだけじゃなく、タブレットもイヤホンも、1契約で最大3台までまとめて守れます。しかも、壊れたら一律いくら、ではなく、かかった修理代がそのまま戻ってきます。
キャリアの保証を外して、これ1本にまとめてから、毎月の固定費が丸ごと軽くなりました。私は、もうこれで十分だと思っています。
