スマホの画面が割れたままの女を調べたら印象の話ではありませんでした

ナルセ
保証の中身を1つずつ確かめている調査員です。AppleCare+にiPhoneを2年入れて、修理は一度もありませんでした。今はモバイル保険に切り替えて使っています。

画面にひびが入ったスマホを使っている人を見かけると、性格の話にされることがあります。だらしないとか、物を大事にしないとか、そういう言い方です。検索してみると、その手の記事がずらりと並びます。

私はスマホの保証の中身を調べている立場なので、この話題を別の角度から見ていました。割れたまま使っている人が何を考えているかではなく、割れたまま時間が経つと何が起きるかのほうです。

調べていくと、放置している期間に静かに動いているものが二つありました。ひとつは修理料金の区分で、もうひとつは保険に入れるかどうかという資格です。どちらも印象とは関係なく、日付と状態だけで決まります。

以下では、性格の話をいったん脇に置いて、割れたままの端末に実際に何が起きているのかを順番に見ていきます。

保証を横に並べて見比べたい方へ。AppleCare+・キャリアの補償・モバイル保険を1ページにまとめています。

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スマホの画面が割れたままの女という言われ方が指しているもの

この言われ方を検索した人が、最初に読むことになる内容はだいたい決まっています。まずそこを片づけます。

出てくるのはほとんどが性格診断です

割れたあとにできることはもう残っていない

検索結果の上位に並ぶのは、割れたスマホを使う人の心理を分類した記事です。細かいことを気にしない、面倒くさがり、お金の使い方に優先順位がある、といった具合に並びます。

読み物としては成立していますが、根拠は書かれていません。誰かに聞き取ったわけでも、統計を取ったわけでもない分類が、断定の形で並んでいます。当てはまる人もいれば、まったく違う人もいるはずです。

性別で分ける根拠は出てきませんでした

割れたまま使う割合が性別で違うという調査には、行き当たりませんでした。にもかかわらず、検索語としては性別が付いた形で使われています。

つまりこの言われ方は、実態を説明している言葉ではなく、目についたときの感想が定着したものに近い。ここを気にして時間を使っても、割れた画面は直りませんし、修理代も変わりません。

当事者が読むと責められて終わります

困っているのは当事者のほうです。それなのに、検索して出てくるのは自分の性格を分類する文章ばかりで、読み終えても手元の端末は割れたままです。

私はこの状況が一番もったいないと思っています。使える時間を、決められない話に使ってしまっているからです。

印象より先に動いているものがあります

割れたまま置いている期間に、確実に動いているものがあります。修理の見積もりが変わり、保証の残り期間が減り、入れる保険の選択肢が消えていきます。

いずれも他人からどう見えるかとは無関係で、日付と端末の状態だけで決まります。この記事で扱うのはそちらです。

この記事で扱う3つのこと

扱うのは、割れたまま使っている人が何を考えているか、放置すると何が変わるか、今日どうすれば決められるかの3点です。順番に並べます。

性格の分類は出てきません。代わりに、規約に書かれている金額と、加入できる条件の話が出てきます。どちらも自分の状況に当てはめれば答えが出る種類のものです。

スマホの画面が割れたままでいる女に共通していた3つの事情

割れたまま使っている理由を性格で説明すると、そこで話が止まります。事情のほうを並べると、対処できるものとできないものに分かれます。

修理代が想定より高い

いちばん多いのがこれです。画面修理は数千円で終わることもあれば、1万円を超えることもあります。金額が読めないので、窓口に行くこと自体が先送りになります。

AppleCare+に入っていれば画面のみの損傷は3,700円ですが、入っていなければ実費です。実費の水準は機種によって大きく変わり、新しい機種ほど高くなります。入っているかどうかで、同じ割れ方でも桁がひとつ変わることがあります。

端末を預ける時間が取れない

修理に出すと、機種や方法によっては端末が数日手元を離れます。仕事の連絡も、支払いも、家族との連絡もその1台に入っている人にとって、これは金額以上のハードルです。

代替機を借りられる窓口もありますが、設定を移す手間が発生します。休みの日にまとめてやろうと考えて、その休みが来ないまま数か月経つ、というのはよく聞く流れです

どうせまた割ると思っている

一度割った人は、また割る可能性を自分で高く見積もります。直した直後にまた落とす場面を想像すると、修理代を払う判断が鈍ります。

この感覚自体は間違っていません。落とす癖は簡単には変わらないからです。ただしその前提に立つなら、次に割ったときの負担をどう下げるかを先に決めておくほうが筋が通ります。

3つとも性格の話ではありません

事情中身性格の問題か
修理代が読めない区分によって数千円から数万円まで開くいいえ
預ける時間がない数日手元を離れる。設定移行の手間もあるいいえ
また割ると思っている落とす癖は短期では変わらないいいえ

3つとも、条件が変われば行動も変わる種類のものです。逆に言えば、金額が読めて、預ける日程が決まって、次の備えがあれば、放置する理由はかなり減ります。

私も4台のうち1台は無防備なままです

私はスマホ・タブレット・イヤホン・ノートパソコンの4台を持っていますが、契約している保険で守れるのは3台までです。残りの1台は自分で持つと決めています。

判断を先送りしているわけではなく、どれを守らないかを決めたうえで放置しています。割れたまま使うこと自体が悪いのではなく、決めないまま時間だけ過ぎるのが高くつきます。

スマホの画面が割れたまま置くと修理代の区分が上がります

ここからは金額の話です。割れたままの期間が延びると、修理代は同じ場所にとどまりません。

画面だけなら3,700円で済みます

AppleCare+のサービス規約には、iPhoneの画面のみの損傷に対するサービス料が3,700円と定められています。背面ガラスのみの損傷も同じく3,700円です。いずれも税込の金額です。

この数字だけを見れば、修理は飲み会一回分の出費で終わります。だから多くの記事が3,700円という数字を前面に出します。

画面以外に損傷があると12,900円になります

規約には続きがあります。3,700円が適用されるのは、画面を交換するうえで妨げとなる画面以外の損傷がない場合に限られます。筐体の変形やへこみが含まれます。

これらがある場合は、その他の損傷として12,900円が請求されます。同じ画面割れでも、フレームがへこんでいるかどうかで9,200円の差がつきます。

割れたまま使う期間が長いほどへこみが増えます

ここが放置の効いてくるところです。すでに割れている端末は、次に落としたときの被害が大きくなります。一度目でフレームに衝撃を受けている状態から、二度目、三度目が積み重なります。

割れた直後なら画面だけの区分だったものが、数か月後には筐体の変形が加わって上の区分に移っている。この移動は、修理に出した日にはじめて分かります。

表と裏の両方を割ると料金は2つ分です

規約では、画面のみと背面ガラスのみの両方に該当する場合、それぞれのサービス料が各々適用されると書かれています。3,700円が2回分で7,400円です。

角に当たって跳ねたような落とし方をすると、表と裏の両方に入ることがあります。区分の詳しい判定はアップルケアの画面割れの記事にまとめています。

区分の一覧

端末の状態サービス料条件
画面のみ割れた3,700円画面交換の妨げになる他の損傷がないこと
背面ガラスのみ割れた3,700円iPhone 12より前のモデルとiPhone SEは対象外
画面と背面ガラスの両方7,400円それぞれのサービス料が各々適用される
画面が割れ、筐体にも変形やへこみ12,900円その他の損傷として請求される

保証に入っていなければ実費です

ここまではAppleCare+に入っている人の話です。入っていなければ、修理は保証対象外の実費になります。機種によりますが、画面交換だけで数万円という水準になることも珍しくありません。

3,700円と数万円では、意味合いがまるで違います。自分がどちら側にいるのかは、加入状況を確認すればその場で分かります。

スマホの画面が割れたまま半年置くと保証の期限が先に切れます

金額の区分に加えて、もうひとつ動いているものがあります。保証そのものの残り時間です。

サービスを受けられるのは有効である間だけです

AppleCare+の規約には、プランが有効である間はサービスイベントを無制限に受けられると書かれています。裏を返せば、有効でなくなったあとの依頼は対象外です。

割れた時点で保証が残っていても、修理に出す時点で切れていれば、その端末は保証対象外の扱いになります。判定されるのは割れた日ではなく、依頼した日です。

残り期間は自分では意識しにくい

保証の期限は契約したときに決まっていますが、日常では目に入りません。月額で払っている人は、支払いが続いている間は有効ですが、端末を買い替えたタイミングなどで止まっていることもあります。

割れたまま放置していると、この確認をしないまま期限だけが進みます。 残り期間の調べ方はアップルケアの期間の記事に手順を書いています。

半年の放置で区分が二段階下がることがあります

割れた直後は、保証が有効で、損傷は画面のみでした。半年後には、保証が切れていて、筐体にへこみが増えているかもしれません。

この場合、3,700円で済んだはずの修理が、保証対象外の実費に変わります。待っている間に上がるのは修理代であって、値引きではありません。

買い替えまで我慢する判断もあります

もちろん、あと数か月で買い替える予定があるなら、直さずに使い切る判断は合理的です。修理代を払って直した端末を、すぐ手放すことになるからです。

その場合でも、ガラス片によるケガと、画面のタッチが効かなくなるリスクは残ります。使い切ると決めるなら、次の見出しの備えだけは済ませておくほうがいいと思います。

決める材料はこの2つです

確認するのは2つだけです。加入している保証の残り期間と、損傷が画面だけにとどまっているかどうか。前者で実費になるまでの猶予が分かり、後者で区分が3,700円側か12,900円側かが分かります。

どちらも数分で確認できます。ここを飛ばしたまま金額を想像すると、実際より高く見積もって動けなくなります。

登録できるのは壊れていない端末だけなので、割れる前にしか選べません。
申込時点で正常に動く端末なら、回線も購入時期も問いません。

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スマホの画面が割れたままだと新しく保険には入れません

放置している間に消えるのは、金額の有利さだけではありません。

申込時点で故障している端末は登録できません

モバイル保険のよくあるご質問には、申込時点で故障をしている場合は補償端末として登録することはできない、と明記されています。初期不良交換や有償交換で取得した交換後の端末で、すべての機能が正常に動作するものは登録できるという但し書きが付きます。

つまり、すでに割れている端末を守るために保険に入る、という順番は成立しません。 保険は割れる前にしか入れない仕組みになっています。

この条件はどの保険でも同じ考え方です

保険は起きるかどうか分からないことに備える仕組みなので、すでに起きたものは対象になりません。特定の商品が厳しいという話ではなく、構造上そうなっています。

だから「割れてから探す」という動き方は、どこを探しても空振りになります。探す時間そのものが失われます。

登録できる端末には期限の条件もあります

同じFAQには、登録できる端末の要件が二つ書かれています。新規取得した日から1年未満のもの。あるいは1年以上経っていても、メーカーまたは通信キャリアの有償の補償サービスに加入していて、そのサービスで補償が受けられる状態のものです。

登録できるのはこの2つのどちらか

買ってから1年を過ぎ、キャリアの補償にも入っていない端末は、割れていなくても登録できません。 期限は二重にかかっています。

副端末は登録から30日は補償されません

契約後にはじめて副端末を追加登録した場合、登録日から30日間経過後の補償開始になると書かれています。登録した日から即日守られるわけではありません。

割ってから慌てて追加しても、この30日が壁になります。詳しい補償の中身はモバイル保険の記事にまとめています。

条件の一覧

条件内容
端末の状態申込時点で故障しているものは登録できない
取得からの期間新規取得から1年未満
1年以上の場合メーカーまたはキャリアの有償補償に加入し補償が受けられる状態
副端末の追加登録日から30日経過後に補償開始

割れていない端末が手元にあるうちに決めます

この条件を読むと、判断のタイミングが決まります。守る価値のある端末が壊れていない状態でしか、選択肢は開いていません。

私が契約したときも、登録画面で端末の状態を申告する欄がありました。壊れていない端末しか通らないことは、そこで分かる作りになっています。

スマホの画面が割れたまま使い続けるあいだの実務的な備え

すぐに直さないと決めた場合でも、やっておくと後が楽になることがあります。

ガラス片によるケガを先に止めます

ひび割れた画面は、細かいガラス片が浮いていることがあります。指先や耳に当たると切れます。上から保護フィルムを一枚貼るだけで、飛散はかなり抑えられます。

見た目を直す目的ではなく、ケガと破片の飛散を止める目的です。数百円で買えるもので足ります。

タッチが効かない範囲を把握しておきます

割れが進むと、特定の場所だけタッチが反応しなくなることがあります。ロック解除の数字や、通話の終了ボタンがその位置にあると、いざというときに操作できません。

先に反応しない範囲を確かめて、キーボードの位置やアプリの配置を変えておくと、突然使えなくなる場面を減らせます。

防水性能はもうないものとして扱います

画面が割れた時点で、防水の前提は崩れています。水回りやお風呂での使用は避けたほうが安全です。

内部に水が入ると、画面だけの修理では済まなくなります。区分が上がる原因を自分で足すことになるので、ここは徹底したほうが得です。

バックアップを先に取ります

割れたままの端末は、いつ操作できなくなるか読めません。写真も連絡先も入ったまま画面が反応しなくなると、取り出す作業のほうが大変になります。

修理に出すときもデータの取り扱いは確認事項になります。実際に修理費が下りるまでの流れはモバイル保険で修理費がいくら下りるかの記事に書いています。

修理の見積もりだけ先に取ります

直すかどうかを決める前に、金額だけ聞きに行くことはできます。持ち込みなら、その場で検査して区分を確定してもらえます。

金額が分かれば、3つの事情のうち「修理代が読めない」は消えます。決められない理由をひとつずつ潰していくほうが、性格を直すより早いです。

備えの一覧

やること目的
保護フィルムを一枚貼るガラス片によるケガと飛散を止める
反応しない範囲を確かめる突然操作できなくなる場面を減らす
水回りで使わない内部への浸水で区分が上がるのを防ぐ
バックアップを取る操作不能になったときの取り出しを不要にする
見積もりだけ取る金額が読めない状態を終わらせる

スマホの画面が割れたままで迷っている人が今日決める順番

最後に、手を動かす順番を並べます。ここまでの内容を、今日できる形にしたものです。

まず加入している保証を確認します

設定画面か契約者ページで、保証が有効かどうかと残り期間を見ます。有効なら、区分は3,700円側か12,900円側のどちらかです。切れていれば実費です。

ここが分かるだけで、想定する金額の幅が一気に狭まります。多くの人が、この確認をしないまま金額を怖がっています。

次に損傷の範囲を見ます

画面だけか、背面も割れているか、フレームにへこみがあるか。この3点を明るい場所で確認します。

へこみがあれば上の区分になる可能性が高いので、見積もりの心づもりが変わります。判断が難しければ、窓口で見てもらえば確定します。

見積もりを取って直すか使い切るかを決めます

金額が出たら、あとは買い替え予定との比較です。半年以内に買い替えるなら使い切る、まだ使うなら直す。この二択に落ちます。

決められない状態を続けることだけが、どちらの得にもなりません。

直したあとか次の端末で保険を検討します

守る対象が2台以上あるなら、1台ずつ契約する商品より、まとめて登録できるものを見たほうが月額は下がります。横並びの整理はスマホ保険の比較記事にあります。

逆に守る対象が1台だけで、落とした経験もないなら、入らない判断も十分あります。要否の考え方はスマホ保険はいらないのかの記事にまとめました。

割れる前にしか開いていない扉があります

ここまでを一言でまとめると、こうなります。割れたあとにできるのは修理の判断だけで、備えの判断は割れる前にしか選べません。


結論:割れたあとにできるのは修理の判断だけで、備えの判断は割れる前にしか選べない。
主端末1台+副端末2台まで、月700円から。

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※料金や条件は変わることがあります。加入前に、最新の内容を公式ページで確認してください。

スマホの画面が割れたままについてよくある質問

Q. 画面が割れたままでも修理せずに使い続けて大丈夫ですか

A. 使えますが、ケガと浸水のリスクは残ります。

ひび割れた画面はガラス片が浮いていることがあり、指や耳を切ることがあります。保護フィルムを一枚貼れば飛散はかなり抑えられます。防水性能は割れた時点で前提が崩れているので、水回りでの使用は避けたほうが安全です。

Q. 割れたままのスマホでも保険に入れますか

A. 入れません。

モバイル保険のよくあるご質問には、申込時点で故障をしている場合は補償端末として登録することはできない、と明記されています。すでに割れている端末を守るために加入するという順番は成立しません。

Q. 画面割れの修理はいくらかかりますか

A. 保証に入っていれば3,700円、条件によっては12,900円です。

同じ画面割れでも3,700円と12,900円に分かれる

AppleCare+の規約では、画面のみの損傷は3,700円です。ただし画面交換の妨げになる筐体の変形やへこみがあると、その他の損傷として12,900円が請求されます。保証に入っていなければ実費で、機種によっては数万円になります。

Q. 放置していると修理代は上がりますか

A. 上がることがあります。

すでに割れている端末は次の衝撃で被害が広がりやすく、画面だけだった損傷にフレームのへこみが加わると区分が上がります。加えて保証の残り期間が減るため、切れたあとは実費になります。

Q. 買い替えるまで我慢するのは損ですか

A. 買い替えが近ければ合理的です。

修理して間もなく手放すのであれば、修理代がそのまま無駄になります。ただし使い切ると決めた場合も、保護フィルムとバックアップだけは先に済ませておくと、途中で操作できなくなったときの被害が小さくなります。

Q. 割れたスマホを使っていると印象が悪いのでしょうか

A. 印象の話に答えは出ません。

割れたまま使う割合が性別で違うという調査は、私が調べた時点では見当たりませんでした。気にするなら、印象より先に修理代の区分と保証の残り期間を確認したほうが、手元の状況は動きます

Q. 買ってから1年以上たった端末は保険に登録できますか

A. 条件付きで登録できます。

モバイル保険のよくあるご質問では、新規取得から1年未満であること、または1年以上でもメーカーやキャリアの有償の補償サービスに加入していて補償が受けられる状態であることが要件として示されています。どちらにも当てはまらない端末は、割れていなくても登録できません。

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