justInCaseのスマホ保険のデメリットは調べた情報が古いことでした

ナルセ
保証の中身を1つずつ確かめている調査員です。公式ページと重要事項説明書だけを読んで、条件を1つずつ書き出しました。

justInCaseのスマホ保険を調べようとして、まず引っかかったのは商品の中身ではありませんでした。検索して出てくる説明と、公式ページに書いてある数字が合っていなかったのです。

自己負担金の額が違う。割引の仕組みの説明が公式に見当たらない。会社名も、たどり着いたページの社名と違う

商品が悪いという話ではありません。運営している会社が変わり、それに伴って条件も整理されたのに、それを説明している記事の側が追いついていないだけでした。ここを整理しないと、デメリットを数えても数え間違えます。

保証を横に並べて見比べたい方へ。AppleCare+・キャリアの補償・モバイル保険を1ページにまとめています。

スマホ保険の比較記事を見る →

justInCaseのスマホ保険のデメリットは会社の名前が変わったところから始まります

先に、この商品を誰が売っているのかを確かめました。

検索で出てくる社名と申込先の社名が違います

justInCaseという名前で覚えている人が多い商品ですが、私が調べた時点では、運営はソニー少額短期保険株式会社になっていました。株式会社justInCaseがソニーグループに入り、商号が変わっています。

保険そのものが別物に差し替わったわけではありません。ただ、申込先も問い合わせ先も社名が変わっているので、justInCaseという名前だけを頼りに探すと、途中で「これは別の会社ではないか」と迷います。

旧サイトのアドレスは自動で転送されます

以前の案内ページのアドレスにアクセスすると、現在は別のドメインへ転送されます。実際にどう移っているかを並べておきます。

時期名乗り案内ページの行き先
以前株式会社justInCasejustincase.jp のスマホ保険ページ
現在ソニー少額短期保険株式会社sony-sasti.jp のスマホ保険ページへ転送

転送されるので情報が消えたわけではありませんが、ブックマークから開いた人は社名が変わったことに気づかないまま読み進めることになります。

保険は誰が引き受けているかが信頼性の判断材料になる商品です。ここが分からないまま申し込みボタンまで進むのは、あまり気持ちのいいものではありませんでした

商品名は今もスマホ保険のままです

商品名自体は変わっていません。正式には「モノ修理費用保険」という枠組みの商品で、案内上は「スマホ保険」と呼ばれています。

ここも紛らわしいところで、スマホ保険という一般名詞と商品名が同じなので、他社の商品と混ざった説明が出回りやすくなっています。

名前が変わると何が困るのか

困るのは、書かれた時期の違う情報が同じ検索結果に並ぶことです。3年前に書かれた記事と、去年更新された記事と、公式ページが、それぞれ違う数字を出してきます。

読んでいる側にはどれが最新なのか分かりません。デメリットを調べているつもりで、実際には存在しない条件を心配していることになります。

私が採用した基準

この記事では、公式ページと重要事項説明書に書かれている内容だけを使いました。他社の記事にしか出てこない数字は、古い可能性があるものとして扱っています。

同じことは他社のスマホ保険でも起きます。口コミの数字がなぜ食い違うのかを追った話はmysuranceのスマホ保険の口コミが割れる理由を数えましたにまとめました。

justInCaseのスマホ保険のデメリットはプランを自分で選ぶことです

社名の話を片付けて、ようやく中身に入ります。最初に出てくる分かれ道がプラン選択でした。

上限額の違う3つから選びます

このスマホ保険は、補償の上限額が違う3つのプランに分かれています。上限が大きいほど月額も上がる、素直な作りです。

プラン月額支払上限額全損と盗難紛失で受け取れる額
24万円プラン980円240,000円120,000円
12万円プラン570円120,000円60,000円
6万円プラン320円60,000円30,000円

選ぶ前に端末の値段を自分で判断する必要があります

プランを選ぶということは、自分の端末がいくらの修理費まで発生しうるかを、加入時点で見積もるということです。

これが思ったより難しい作業でした。iPhoneの画面割れがいくらで、背面ガラスがいくらで、基板までいったらいくらか。プランを選ぶという作業は、修理費の相場を持っている人にしか正しくできません。数字を持っていないと、6万円で足りるのか24万円が要るのかを判断できません。

端末を買い替えるとプランが合わなくなります

もうひとつ引っかかったのが、契約したあとの話です。6万円プランで入った人が翌年に高い端末へ買い替えたら、上限が足りなくなります。

逆に24万円プランで入った人が安い端末へ移ったら、上限は余りますが月額は下がりません。プランの選択は、加入した時点の端末に合わせて固定される判断です。

3年ごとに見直しが必要になる作りです

後述しますが、この保険には購入から3年という入口の期限があります。端末を3年周期で買い替える人なら、そのたびにプランを選び直すことになります。

選び直すこと自体は悪くありません。ただ、契約を続けていれば自動で最適になるタイプの商品ではない、という前提は持っておいたほうが安全です。

上限額だけを見て選ぶと後で足が出ます

プランの上限額は、修理費のうち保険が引き受ける上限です。ここから次に説明する自己負担金が引かれるので、上限額イコール手元に入る額ではありません。

justInCaseのスマホ保険のデメリットで毎回効くのは自己負担金です

金額に一番効いてくるのがここでした。そして、他社の記事と公式ページで数字が食い違っていたのもここです。

公式の表記は全プラン共通の2500円でした

公式の案内には、自己負担金2,500円と書かれていました。24万円プランでも6万円プランでも同じ額です。

修理に出したときは、修理費からこの2,500円を引いた額が支払われます。プランの上限までなら、それ以上の持ち出しはありません。

他社の記事には3500円と書いてあります

一方、検索で上位に出てくる解説記事のいくつかには、免責金額3,500円と書かれています。さらに「事故を起こすたびに3,500円ずつ増える」「3か月ごとにリセットされる」という説明も残っています。

これは以前の仕様の説明だと考えられます。契約期間も、公式の重要事項説明書では1年と書かれており、3か月という記述とは合いません。

食い違いをどう扱うかを決めておきます

どちらが正しいかを外から断定することはできません。私が採った方法は単純で、申し込む先のページに書いてある数字だけを信じることにしました。

保険は契約書がすべてなので、解説記事の数字がいくら丁寧に書かれていても、それが根拠になることはありません。ここは他の保険を選ぶときも同じにしています。

修理費ごとに手元に残る額を並べました

24万円プランで自己負担金2,500円の場合、修理費に対して実際に受け取れる額は次のようになります。

修理費受け取れる額自分の持ち出し
12,900円10,400円2,500円
30,000円27,500円2,500円
60,000円57,500円2,500円
240,000円237,500円2,500円

安い修理ほど自己負担金の比率が重くなります

表を見ると分かりますが、修理費が小さいほど2,500円の重みが増します。12,900円の修理なら、およそ2割が自分の負担です。

画面割れのような軽い故障が多い人にとっては、この比率が効いてきます。逆に基板交換のような高額修理では、2,500円はほとんど誤差になります。

自己負担金は、大きな事故ではなく小さな事故のときに効いてくる仕組みです。

自己負担金のない商品もあります

スマホの保険は自己負担金の有無が商品ごとに分かれており、上限内なら全額が出る作りのものもあります。修理費に対していくら戻るのかを実際の額で数えた話はモバイル保険で受け取れる額を修理費ごとに数えましたに置いてあります。

justInCaseのスマホ保険のデメリットは全損だと上限の半額になることです

修理で済む故障と、そうでない故障で扱いが変わります。

修理できない壊れ方だと上限が半分になります

端末が全損した場合と、盗難や紛失で手元にない場合、受け取れるのは支払上限額の半額です。24万円プランなら12万円、6万円プランなら3万円になります。

修理に出せる状態なら上限いっぱいまで使えるのに、直しようがない壊れ方をすると半分になる。ここは加入前に知っておかないと、いざというときに計算が狂います。

半額の理由は再取得価額との比較にあります

全損時は「修理費用上限額の半額」と「再取得価額」のどちらか低いほうが限度になります。中古で値落ちした端末なら再取得価額のほうが低くなることもあり、その場合はさらに下がります。

保険としては筋の通った作りです。壊れた端末の価値以上のお金が出てしまうと、保険が投機の道具になってしまうからです。

盗難と紛失は起きたときの損が一番大きい

ただ、読者の実感としては逆になります。画面が割れただけなら手元に端末は残りますが、盗まれたら端末そのものが消えます。

損が一番大きいときに、受け取れる額が半分になる。この非対称は、加入前に納得しておく必要があります。

買い直しの原資として足りるかを見ます

24万円プランで盗難に遭った場合、受け取れるのは12万円です。今のiPhoneの実売価格を考えると、上位機種なら足りません。

足りない分は自分で出すことになります。この差額を許容できるかどうかが、プラン選びの本当の判断材料でした。

保険の種類が違うと半額の扱いも違います

同じスマホの保険でも、修理不能と盗難紛失をいくらで見ているかは商品ごとに違います。3つの系統がそれぞれ何を守っているかを横に並べた話はスマホ保険を3系統で比べたら守る対象が違いましたにまとめました。

端末ごとに契約を足すのか、1つの契約にまとめるのかで合計額が変わります。
端末ごとではなく1契約で主端末1台+副端末2台まで。

月700円・最大3台まで

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justInCaseのスマホ保険のデメリットとして補償から外れる項目があります

補償される範囲より、補償されない範囲のほうが判断に効きます。

バッテリー交換は対象になりません

重要事項説明書に、バッテリー交換費用は支払われないと明記されています。

これは多くのスマホ保険で共通していますが、スマホの不調でいちばん頻度が高いのはバッテリーの劣化です。保険に入っていても、この出費は自分で持つことになります。

保険が守るのは事故であって、消耗ではありません。バッテリーは時間とともに確実に減るものなので、事故の定義から外れます。

軽微な傷と経年劣化も対象外です

使っているうちに付く細かい傷や、時間の経過による性能低下は補償されません。動作に支障がない範囲の傷は、保険の出番がないという整理です。

線引きの判断は保険会社側になるので、微妙な故障のときにどう扱われるかは事前には読めません

改造と加工をした端末は外れます

自分で分解した端末、非正規店で修理した端末、意図的に手を加えた端末は対象から外れます。中古端末を買うときは、前の持ち主が非正規修理に出していないかが確認できないので、ここは潜在的なリスクとして残ります。

日本国外での修理は支払われません

海外旅行中に壊して現地で直した場合、その修理費は対象になりません。帰国後に国内で修理する必要があります。

出張や旅行が多い人には、これが実務上いちばん効くかもしれません。

付属品は対象に含まれません

ケーブル、充電器、イヤホンといった付属品は補償の対象外です。守られるのは端末本体だけという前提です。

Apple純正のケーブルや充電器は単体でも数千円します。端末と一緒に水没させた場合、端末の修理費は出ても付属品の買い直しは自分持ちになります。

故意と重大な過失も外れます

わざと壊した場合と、重大な過失があった場合は支払われません。ここは保険の共通ルールですが、重大な過失の線引きは事前には決まっていません。

風呂場で使っていて落とした、といった事例がどちらに入るかは、そのときの判断になります。断定的なことは言えませんが、日常的な使い方の範囲であれば通常は対象になると考えられます

対象外の項目は商品ごとに違います

補償されない項目のリストは、どの商品にもあります。片方の商品だけを読んで「ここが弱い」と判断すると見誤るので、比べる相手の対象外も同じ密度で読む必要があります。私が使っている商品の弱点はモバイル保険のデメリットを契約書から7つ数えましたに書き出してあります。

justInCaseのスマホ保険のデメリットは購入から3年という入口の期限です

加入できるかどうかを決める条件も見ておきます。

端末の購入から3年以内という制限があります

入口の条件は自分の端末の状態で決まる

申し込めるのは、端末を購入してから3年以内のものです。長く使っている端末には入れません。

3年という期間は他社より長めですが、期限があること自体は変わりません。壊れそうになってきた4年目の端末を守る、という使い方はできない設計です。

対象は新品かキャリア認定中古品です

もうひとつの条件が端末の出どころです。新品で買ったもの、またはキャリアが認定した中古品であることが求められます。

一般の中古販売店で買った端末やフリマで手に入れた端末は、この条件で外れます。中古端末に保険を付けるときにどの系統なら通るのかは中古スマホの保険を調べたら付いていない保証がわかりましたにまとめました。

契約者は18歳以上である必要があります

契約者の年齢条件も設定されています。子ども用の端末を守りたい場合は、保護者が契約者になる形になります。

子どもの端末は落とす頻度が高いので、保険を掛けたい対象になりやすいところです。ただし契約者が保護者になると、家族で複数台を守りたいときに契約の本数がそのまま増えます。

申込時点で正常に動作していることが前提です

すでに壊れている端末を、直すために加入することはできません。申込時点で正常に動作しており、補償対象になる損害が発生していないことが条件です。

当然の条件に見えますが、画面のひび割れを抱えたまま加入しようとする人は実際にいます

保険期間は1年で途中解約しても保険料は戻りません

保険期間は1年です。重要事項説明書には、解約は期間内いつでもできるが、すでに支払った保険料は返金されないと書かれています。

月払いであれば影響は小さいですが、条件が合わないと気づいたときに払い戻しがないことは覚えておく価値があります。

入口の条件は入る側の状況で決まります

ここまでの条件は、商品の良し悪しではなく自分の端末の状態で決まります。買ったばかりの新品を1台持っている人なら、すべて素通りできる条件です。

justInCaseのスマホ保険のデメリットが一番出るのは守る端末が2台以上のときです

最後に、私自身が引っかかった点を書きます。

契約の単位が端末1台です

このスマホ保険は、端末1台につき1契約です。守りたい端末が2台あれば2契約、3台あれば3契約になります。

1台を厚く守る方向に設計が振ってあるので、これは欠陥ではありません。ただ、守る対象が増えるほど月額が線形に伸びます。

台数ごとの月額を並べました

24万円プランで契約した場合と、1契約で複数台を登録できる商品を並べます。

守る端末の数スマホ保険の月額1契約でまとめる商品の月額
1台980円700円
2台1,960円700円
3台2,940円700円

1台なら差は280円です。2台で1,260円、3台で2,240円まで開きます。

1台だけを守るなら噛み合います

この表は、台数が増えたときの話でしかありません。守る端末が1台だけなら、上限24万円まで見てくれる設計は素直に手厚い側です。

自己負担金2,500円を払っても上限まで出るなら、高い端末を1台だけ持っている人には合っています。

私の場合は台数の側で外れました

私が保証を見直したのは、家族の端末とタブレットを含めて数台を抱えていたからでした。1台ずつ契約すると、月額の合計が家計の中で無視できない大きさになります。

そこで1契約に複数台を登録できるほうへ移りました。上限額は下がりましたが、守れていない端末がゼロになるほうを取りました。

台数で決めた判断の中身

台数を軸にすると、選び方は次の3つに整理できます。

1. 守る端末が1台で、その端末が高価なら上限の大きい単独契約

選び方は台数で3つに整理できる

2. 守る端末が2台以上なら、1契約で複数台を登録できる商品

3. 端末が古くて入口の条件から外れるなら、販売店の延長保証やカードの付帯を確認する

どちらにも欠けている部分があります

1契約で3台まで守れるほうにも弱点があります。年間の上限が契約単位で共通なので、1台が大きく壊れると残りの枠が減ります。副端末には登録から30日の待機もあります。

守りたい対象がどこにあるかで、どちらの欠けかたを受け入れるかが変わります。私は台数のほうを重く見ました。


結論:justInCaseのスマホ保険は1台を厚く守る設計で、守る対象が1台なら噛み合う。合わなくなるのは端末が2台以上に増えたときで、そこは契約の数え方の違いだった。
主端末1台+副端末2台まで、月700円から。

月700円・最大3台まで

モバイル保険の公式ページを見る →

» モバイル保険公式サイトはこちら

※料金や条件は変わることがあります。加入前に、最新の内容を公式ページで確認してください。

justInCaseのスマホ保険のデメリットについてよくある質問

Q. justInCaseのスマホ保険は今も申し込めますか

A. 申し込めます。

どちらにも欠けている部分がある

運営会社がソニー少額短期保険株式会社に変わっていますが、スマホ保険という商品名の提供は続いています。以前のアドレスからアクセスすると現在のページへ転送されます。

Q. 自己負担金は2500円と3500円のどちらですか

A. 申込先の公式ページの記載に従ってください。

公式の案内には自己負担金2,500円と書かれていました。3,500円という説明は解説記事の側に残っているもので、公式の記載とは一致しませんでした。保険は契約書の記載が根拠になるので、申し込む直前にご自身でご確認ください。

Q. バッテリー交換は補償されますか

A. 補償されません。

重要事項説明書に、バッテリー交換費用は支払われないと明記されています。これはスマホの保険では珍しくない扱いで、多くの商品が同じ整理をしています。

Q. 中古で買った端末でも入れますか

A. キャリアが認定した中古品なら入れます。

一般の中古販売店で買った端末やフリマで手に入れた端末は、条件から外れます。購入から3年以内という期限も同時に適用されます。

Q. 盗まれたときはいくら受け取れますか

A. 支払上限額の半額が限度です。

24万円プランなら12万円、12万円プランなら6万円、6万円プランなら3万円になります。再取得価額のほうが低い場合は、そちらが限度になります。

Q. 2台目の端末も守りたい場合はどうなりますか

A. 端末ごとに契約を追加します。

このスマホ保険は端末1台につき1契約です。2台守るなら2契約分の保険料がかかります。1契約で複数台をまとめたい場合は、そういう設計の商品を探すことになります。台数の数え方の違いはモバイル保険を1年使って分かった数え方にまとめました。

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