スマートあんしん補償はいらない。でも今日は外さないでください

スマートあんしん補償はいらないのではないか。こんなふうに迷っていませんか。

  • 機種変更のとき、店員さんに勧められるまま付けて、そのまま何年も払い続けている
  • My docomoの明細にsmartあんしん補償の月額が並んでいるけど、最後に使ったのがいつか思い出せない
  • dカード GOLDを持っているので、補償が二重になっているのではないかと気になっている
  • 一度外そうとして、外した直後に画面を割る自分を想像し、結局そのままにしている

私も、まったく同じでした。知恵袋を開いても「機種変更時にこれはつけるべきでしょうか」という質問が並んでいて、返ってくる答えは人によってばらばらでした。

そこで、外していいのかどうかを自分で判断できるように、料金の中身から確認していきました。外す理由、外す前に一つだけ確認しておきたいこと、dカード GOLDとの関係、外したあとの備え方まで、順番にお話しします。

先にスマートあんしん補償を外す判断材料だけ知りたい方へ。キャリアの補償を外した人が何に乗り換えているのかを、料金と補償範囲で並べたページを用意しました。

スマホの保険をまとめて比較する →

スマートあんしん補償がいらないと言われる3つの理由

まず、料金の話から整理します。

同じ補償なのに、月額は5倍以上ひらく

smartあんしん補償の月額は、私が調べた時点では、使っている機種によって月330円から1,720円(税込)まで幅があります。ドコモが認定した中古端末なら月550円という区分もあり、同じサービスなのに人によって払っている額がまるで違います

対象月額(税込)
ドコモ発売機種330円〜1,720円
docomo Certified(認定中古品)550円

いらないと言われる理由は、この月額そのものよりも、その先にあります。

理由1 使っても使わなくても毎月同じだけ引かれる

smartあんしん補償は掛け捨てです。画面を割らなかった月も、水没させなかった月も、同じ額が毎月引かれ続けます。

たとえば月990円の区分なら、2年で23,760円。月1,720円の区分なら、2年で41,280円になります。

一度も使わなければ、この額はまるごと出ていきます。私が外そうと考えたのは、月いくらの数字ではなく、この総額を紙に書き出したときでした。

ナルセ
月990円は、正直あまり気になりませんでした。2年で2万円超と書き出した瞬間に、これは払い続ける額なのかと考え直しました。

理由2 入っても直すときにまた別でお金がいる

ここは、私が加入していた頃に勘違いしていたところです。

smartあんしん補償に入っていても、実際に壊れたときの修理代や交換代がゼロになるわけではありません。入るときにも、直すときにも、お金がかかる二段構えです。

使うときかかるお金(税込)
交換電話機を受け取る5,500円〜12,100円のご負担金
修理に出す(iPhone)修理代金のうち5,500円まで自己負担
修理に出す(その他の機種)修理代金のうち3,300円まで自己負担

交換のご負担金は、Webから申し込むと10%割引になります。それでも、月額を払い続けたうえで、さらに数千円から1万円台を払う形は変わりません。

入っておけば全部タダ、と思っていると、いざ壊れたときにまだ払うのかとなります。

理由3 補償が使えるのは年2回まで

補償を受けられる回数にも上限があります。交換や修理のサポートは年2回まで、付帯するスマホ不正決済補償は年1回までです。

年に3回も壊す人はほとんどいないので、この上限で困る場面は多くありません。裏を返せば、年2回ぶんの備えのために、毎月払い続けている構造になっています。

スマートあんしん補償がいらないか決める前に確認したい一方通行のルール

外す前に見るのは戻れるかどうか

ここからが、私が外す手前で止まった理由です。

smartあんしん補償には、加入できるタイミングに条件があります。加入できるのは原則として機種を購入した日から14日以内で、対象も2022年9月15日以降に発売された機種に限られます。

そして重要なのが、解約したあとの扱いです。一度解約すると、次に機種を購入するまで、同じ端末では入り直せません。

私はMy docomoの解約画面まで進んだところで、この注意書きを読んでその日は解約をやめました。今月だけ外して様子を見てまた入る、ということができない、一方通行の扉だったからです。

ナルセ
外す手続き自体は数分で終わります。ただ、戻れないと知ってからは、次の機種変更まで何も守られない期間をどうするかを先に決めました。

外すなら、外したあとの備えをセットで決める。この順番を飛ばすと、補償が空白のまま数年過ごすことになります。

自分が入っているのがどちらか分からない人が多い

もう一つ、混乱しやすいところがあります。ドコモの補償には、smartあんしん補償と、ケータイ補償サービスという別のサービスが並んで存在しています。

見るところsmartあんしん補償ケータイ補償サービス
対象の機種2022年9月15日以降に発売された機種2022年8月31日以前に発売された機種
付帯の特典イエナカ機器補償やスマホ不正決済補償などが付く端末の補償が中心

長く同じ端末を使っている方は、ケータイ補償サービスのほうに入っている可能性があります。明細に並んでいるのがどちらの名前かを先に確認しておくと、話が早いです

スマートあんしん補償はdカードGOLDがあってもいらないとは限らない

dカード GOLDを持っているからsmartあんしん補償はいらない。この話を、私も何度も見ました。

dカード GOLDには、ケータイ補償が付いています。購入から3年以内なら最大12万円まで、通常のdカードなら1年以内で最大3万円まで補償されます。金額だけ見れば、たしかに手厚く見えます

ただ、ここには見落としやすい条件があります。

起きたことdカードのケータイ補償
紛失した・盗まれた対象になる
水没して直せない・全損した対象になる
画面を割った(修理できる)対象外
バッテリーが劣化した対象外

dカードのケータイ補償は、直せる壊れ方を守ってくれません。対象は紛失、盗難、そして修理できない水濡れや全損に限られます。

さらに、補償を受けるには同じ機種で同じ色の端末を買い直す必要があり、1回の事故につき15,000円の自己負担もかかります。

スマホの故障でいちばん多いのは画面割れです。その画面割れが対象外である以上、dカード GOLDがあるからsmartあんしん補償はいらない、とは言い切れません。むしろ、両方あっても画面割れの備えは薄いままです。

クレジットカードの付帯補償だけでスマホの備えを済ませられるかは、クレカのスマホ保険で本当に足りるのかでも数字を並べて整理しています。

外したあとの空白をどう埋めるか、まだ決めていない方へ。月700円・1契約で最大3台まで、かかった修理代がそのまま戻る形です。

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スマートあんしん補償がいらないと決めた私がどう備えたか

補償を外して、何も付けずに裸で持つのは私も不安でした。

そこで、月額を払い続ける以外の備え方を探して行き着いたのが、モバイル保険というタイプです。キャリアの補償のように端末1台ずつではなく、1契約で最大3台までまとめて守れます

いちばん違うのは、お金の戻り方です。smartあんしん補償は入るときと直すときの二段でお金がかかりましたが、こちらは壊れたときに、かかった修理代がそのまま戻ってきます。

比べる点smartあんしん補償モバイル保険
毎月のお金月330円〜1,720円(1台ごと)月700円で最大3台まで
直すときの自己負担5,500円〜12,100円のご負担金なし
守れる台数基本1台ごと主端末1台+副端末2台
戻ってくる額決められた範囲までかかった修理代がそのまま(主端末は年間最大10万円)

副端末は2台合計で年間最大3万円までなので、スマホを主端末に、タブレットやイヤホンを副端末に置く形が現実的です。実際にいくら戻ってくるのかは、モバイル保険で修理費はいくら下りるのかに実例を並べています。

ナルセ
スマホとタブレットとイヤホン、それぞれに補償を付けていた自分が馬鹿らしくなりました。1契約にまとめてから、毎月の固定費が丸ごと軽くなりました。

スマートあんしん補償がいらない人と続けた方がいい人

外すかどうかは、料金の数字ではなく、あなたのスマホの使い方で決まります

スマートあんしん補償を外していい人

  • ケースと保護フィルムを付けていて、ここ2年は画面を割っていない
  • 端末代の分割払いが終わっていて、壊れても残債が残らない
  • スマホが1日使えなくても、仕事や生活がなんとか回る
  • 外したあとの備えを、別の形で用意する準備がある

このどれかに当てはまるなら、私なら外します。使わない修理代を毎月先払いしている状態から、いったん降りていい人です。

スマートあんしん補償をまだ続けた方がいい人

  • ここ2年で1回は画面を割っている、または水没させたことがある
  • 端末代をまだ分割で払っている途中で、壊れると残債と修理代が二重にのしかかる
  • 現場仕事や外回りが多く、スマホが止まるとその日の予定が回らない
  • 小さい子どもがいて、渡すと落とすのが日常になっている

壊す確率が高い人ほど、補償は効いてきます。この場合は、次の機種変更のタイミングまで続ける判断も十分に合理的です。

スマートあんしん補償がいらないか迷う方のよくある質問

Q. スマートあんしん補償はいらないと知恵袋でも言われていますが本当ですか

A. 人によって答えが変わる質問です。いらないと答えている方の多くは、端末を丁寧に使っていて、ここ数年壊した経験がない方です。逆に、画面を割った経験がある方は入っておいてよかったと答えます。他人の答えではなく、自分がこの2年でスマホを壊したかどうかで判断するのが確実です

Q. スマートあんしん補償を解約したあと入り直せますか

A. 同じ端末のままでは入り直せません。加入できるのは原則として機種を購入した日から14日以内なので、解約すると次に機種を購入するまで待つことになります。今月だけ外して来月また入る、という使い方はできないと考えてください。

Q. スマートあんしん補償とdカードGOLDの補償はどちらを残すべきですか

A. 守りたい壊れ方によって変わります。dカードのケータイ補償は紛失、盗難、修理できない全損が対象で、修理できる画面割れは対象外です。画面割れに備えたいなら、dカード GOLDだけでは足りません。

Q. ahamoでもスマートあんしん補償に入れますか

A. 入れますが、タイミングが限られます。ahamoでは端末を購入するときにしか申し込めないので、SIMだけ契約した方や、すでに持っている端末を使っている方は加入できません。

smartあんしん補償そのものは、ドコモが提供しているきちんとしたサービスで、悪者ではありません。外すかどうかは、あなたがこの2年でスマホを壊すかどうかで決まります

ここ数年一度も使っていなくて、端末を丁寧に使えているなら、外していい人が多いです。ただし、一度外すと次の機種変更まで入り直せないので、外したあとの備えを先に決めてから手続きするのが安全です。dカード GOLDを持っているから大丈夫で止めてしまうと、いちばん多い画面割れが空白のまま残ります。

キャリアの補償を全体で見直したい方は、スマホの保証はいらないと言われる理由もあわせて読んでみてください。

結論:私なら、外したあとの備えを先に用意してから、smartあんしん補償を外します。

ちなみに、キャリアの補償を調べ回った私が、最後に落ち着いたのはモバイル保険でした。

月700円で、スマホだけじゃなく、タブレットもイヤホンも、1契約で最大3台までまとめて守れます。しかも、壊れたら一律いくら、ではなく、かかった修理代がそのまま戻ってきます。

キャリアの補償を外して、これ1本にまとめてから、毎月の固定費が丸ごと軽くなりました。私は、もうこれで十分だと思っています。

私が最後に落ち着いたのは、これでした。月700円・1契約で最大3台まで、かかった修理代がそのまま戻ります。

月700円・最大3台まで

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