ワイモバイルの故障安心パックは4つあって月額が違いました

ナルセ
保証の中身を1つずつ確かめている調査員です。AppleCare+にiPhoneを2年入れて、修理は一度もありませんでした。今はモバイル保険に切り替えて使っています。

ワイモバイルの請求内訳に「故障安心パック」と書かれた行がある。金額は550円だったり880円だったりする。同じ名前なのに人によって違う額が並ぶので、外していいのかを調べようとすると最初に足が止まります

原因は単純で、ワイモバイルには故障安心パックという名前のサービスが4つあるからです。無印、ライト、プラス、プレミアム。月額も中身も対象機種も違い、しかも2つはすでに新規受付が終わっています。自分が払っているのがどれかを先に確定させないと、いくら浮くのかも、外して困るのかも計算できません。

公式の4ページを横に並べて、4つの月額と自己負担額を全部書き出しました。そのうえで、外していい人と続けたほうがいい人がどこで分かれるのかまで整理しています。

保証を横に並べて見比べたい方へ。AppleCare+・キャリアの補償・モバイル保険を1ページにまとめています。

スマホ保険の比較記事を見る →

ワイモバイルの故障安心パックは名前が似た4つに分かれています

請求内訳に出るのは4つのうちどれか1つです

明細に載る文字列は「故障安心パック」「故障安心パックライト」「故障安心パックプラス」「故障安心パックプレミアム」のどれかです。頭の10文字が全部同じなので、明細を眺めているだけだと違いに気づきません。私も最初、金額の違いは機種の違いだろうと思っていました。実際には別のサービスです。

4つを月額と対象で並べました

名前月額対象新規受付
故障安心パック550円Pocket WiFi受付中
故障安心パックライト550円スマホ2022年7月13日で終了
故障安心パックプラス759円スマホ2026年4月6日で終了
故障安心パックプレミアム880円スマホ2026年4月7日開始

同じ550円でも、無印はPocket WiFi向け、ライトはスマホ向けで、中身がまったく違います。名前の末尾2文字を見落とすと、月額も補償範囲も別のサービスの話を読むことになります

名前の違いは加入した時期で決まります

どれに入るかを自分で選んだ人はほとんどいないはずです。機種を買った日にその時点で提供されていたパックが案内され、それに入っています。2022年7月13日より前ならライト、そこからプラス、2026年4月7日以降ならプレミアムという流れです。時期で自動的に決まる仕組みなので、隣の人と月額が違っても不思議ではありません。

自分がどれかは機種を買った時期で見当がつきます

明細の名前が読めない場合は、いま使っている機種を買った時期から逆算できます。3年以上前の機種をそのまま使っているならライトの可能性があり、去年から今年の春までに買い替えたならプラス、2026年4月7日以降に買ったならプレミアムです。Pocket WiFiしか契約していないなら無印しかありません。

スマホとPocket WiFiを両方契約している人は、パックの行が2つ並んでいることもあります。この場合は550円と880円のように別々の金額が載るので、片方だけ外すという選択も取れます。外したい行がどちらの端末に紐づいているかを取り違えると、残したかった補償のほうを止めてしまいます。 明細の並び順ではなく、名前の末尾で判断するのが確実です。

ワイモバイルの故障安心パックは無印だとPocket WiFi向けで月550円です

無印の対象はPocket WiFiでスマホは入っていません

公式の故障安心パックのページを開くと、対象機種の欄にPocket WiFiとだけ書かれています。スマホの補償を探して「ワイモバイル 故障安心パック」と検索した人がこのページに着くと、書いてある内容が自分の端末と噛み合いません。スマホの話を探しているのに無印のページを読んでいる限り、答えは永遠に出てきません

無印に含まれる6つのサービスと自己負担額

サービス自己負担額
故障保証サービス0円
破損保証サービス外装交換で最大1,650円
水濡れ全損保証サービス修理5,500円または会員価格で購入
盗難紛失保証サービス会員価格で購入
電池パック無料サービス0円(1年以上の継続利用で1回)
内蔵型バッテリー交換修理割引3,300円の割引を超えた分

修理で直る自然故障が0円というのは、月550円の対価としては素直な設計です。外装の割れも1,650円までで収まります。水に落としたときだけ5,500円がかかる、という並びになっています。

電池パック無料サービスは1年以上使ってから1回だけです

Pocket WiFiは持ち歩いて毎日充電する機器なので、電池は確実に減ります。無料交換は1年以上の継続利用が条件で、回数は1回です。2年契約のあいだに1回使えば550円×12=6,600円ぶんの元は取りにいける計算になりますが、逆に言えば1年未満で解約すると使えないまま終わります。

Pocket WiFiを解約すると同時に消えます

無印はPocket WiFiの契約に紐づいたオプションです。回線を解約すればパックも消えます。スマホ側の補償には一切影響しないので、スマホの月額を減らしたい人が無印を外しても、狙った行は減りません

ワイモバイルの故障安心パックで今から入れるのはプレミアムだけです

ライトは2022年7月13日に新規受付が終わりました

無印を外しても、スマホの月額は減らない

故障安心パックライトのページには、2022年7月13日をもって新規受付を終了した旨が書かれています。すでに入っている人はそのまま使い続けられますが、いま新しく入ることはできません。ライトは指定のショップで機種を交換してもらう形の補償で、自己負担額は機種と経過期間によって8,250円から186,940円まで開きます。6か月以内は高く、7か月目からは下がる設計です。

プラスは2026年4月6日で終わりました

故障安心パックプラスは月759円で、2026年4月6日に新規受付が終わっています。加入中の人は継続して使えますが、機種を買い替えるとプレミアムに切り替わります。プラスの中身と後継との差だけを詳しく知りたい場合は、故障安心パックプラスを単体で調べた記事にまとめてあります。

プレミアムは2026年4月7日から月880円です

いま新規で入れるスマホ向けのパックはプレミアムだけです。提供開始は2026年4月7日、月額は880円。故障交換、故障保証、破損保証、水濡れ全損保証、盗難紛失保証、内蔵型バッテリー交換修理割引に加えて、デバイス補償が付きます。デバイス補償の支払限度額は1回につきスマートテレビが最大70,000円、その他の機器が最大30,000円です。

プラスから引き継がれなかったのは2つのサービスです

プレミアムへの切り替えで終了したのは、データ復旧支援サービスと電池パック無料サービスです。代わりに周辺機器を守るデバイス補償が入り、月額は759円から880円へ121円上がりました。手元のスマホを守る力は増えておらず、増えたのは周辺機器の枠です。 スマホ1台しか持っていない人にとっては、121円ぶんの使い道がない状態になります。

外すか続けるかの前に、守る対象を数え直すという入口もあります。
端末ごとではなく1契約で主端末1台+副端末2台まで。

月700円・最大3台まで

モバイル保険の公式ページを見る →

» モバイル保険公式サイトはこちら

ワイモバイルの故障安心パックを2年払うと13,200円から21,120円になります

月額を24か月ぶんに直しました

名前月額2年(24か月)4年(48か月)
故障安心パック550円13,200円26,400円
故障安心パックライト550円13,200円26,400円
故障安心パックプラス759円18,216円36,432円
故障安心パックプレミアム880円21,120円42,240円

月額で見ると880円は小さく感じますが、機種を2年使う前提なら21,120円の買い物です。3万円台のスマホなら本体の6割を超えます。

121円の差は2年で2,904円になります

プラスからプレミアムへの121円は、月単位だと自動販売機のジュース1本ぶんに届きません。24か月で2,904円、48か月で5,808円です。この増額ぶんで手に入るのがデバイス補償なので、スマートウォッチやワイヤレスイヤホンを使っているかどうかで評価がまるごと変わります。使っていなければ2,904円は宙に浮きます。

4年使うと26,400円から42,240円です

同じ機種を4年使う人は珍しくありません。その場合の負担は無印とライトで26,400円、プラスで36,432円、プレミアムで42,240円です。4年払い続けて一度も使わなければ、その額はそのまま消えます。 保険なので使わずに済んだこと自体は悪い結果ではありませんが、金額の規模は把握しておいたほうが判断しやすくなります。

長く使うほど端末が壊れる確率は上がるので、期間が延びれば補償の価値も上がるはずだ、という見方もできます。ただし4年目のスマホが壊れたときに、8,250円から13,750円を払って同じ世代の交換品を受け取るのが得なのかは、そのときの機種の価格次第です。古い端末ほど、交換の自己負担が新しい端末を買う額に近づいていきます。

総額と機種の値段を並べると見え方が変わります

私はAppleCare+にiPhoneを2年入れて、月1,180円で合計2万8,320円を払いました。修理は一度もありません。その2万8,320円で中古のiPhoneがもう1台買えたな、と後から気づいたときの感覚は、いまでもよく覚えています。プレミアムの21,120円も同じ性質のお金です。

ワイモバイルの故障安心パックは使うときに8,250円から13,750円かかります

故障交換サービスは機種で自己負担が変わります

サービス自己負担額
故障交換サービス8,250円〜13,750円(機種による)
故障保証サービス0円
破損保証サービス外装交換で最大1,650円
水濡れ全損保証サービス修理5,500円または会員価格で購入
盗難紛失保証サービス会員価格で購入
内蔵型バッテリー交換修理割引3,300円の割引を超えた分
デバイス補償限度額70,000円/30,000円

月額を払っていれば無料で新品が届く、という制度ではありません。交換のたびに8,250円から13,750円が別に出ます。高い機種ほど自己負担も上がる設計です。

修理で済む故障は0円ですが対象は限られます

自然故障の修理は自己負担0円です。ただしこれは修理で直る故障の話で、水没や全損のように直せない状態になると交換の側に回ります。落として画面が割れただけなら破損保証の外装交換で最大1,650円に収まりますが、内部まで壊れていれば交換扱いになります

破損保証は外装交換で最大1,650円です

外装の割れや欠けを直すのが破損保証です。上限が1,650円なので、ここに当たれば月額を払っている意味が一番はっきり出ます。画面割れをいくらで直せるかという観点だけで見るなら、この枠はかなり優秀です。

水濡れと全損は5,500円か会員価格の購入です

水に落とした、踏んで完全に壊れた、という場合は修理代金5,500円が自己負担になるか、会員価格での機種購入になります。どちらになるかは端末の状態次第です。会員価格での購入になった場合、そこで払う額は補償ではなく端末代なので、数万円が動くこともあります。

月額と自己負担を足すと交換1回で34,870円まで届きます

2年間プレミアムを払って交換を1回使った場合、21,120円+8,250〜13,750円で29,370円から34,870円です。払った額と自己負担を合わせた数字を見ないと、補償が働いたかどうかは判断できません。 修理代がこの範囲に収まる故障なら、パックに入っていてもいなくても出ていく額はさほど変わらない、という結論になることもあります

ワイモバイルの故障安心パックはiPhoneだと使えない保証があります

故障保証と破損保証はiPhoneが対象外です

交換1回で34,870円まで届く

プレミアムのページで対象機種の注記を追うと、故障保証サービスと破損保証サービスはiPhoneが対象外になっています。自己負担0円の修理と、最大1,650円の外装交換が使えないということです。月額880円のうち、この2つに対応する部分はiPhoneでは働きません。

iPhoneで残るのは故障交換と盗難紛失です

対象外を除いていくと、iPhoneで実際に使えるのは故障交換サービスと盗難紛失保証サービス、それにバッテリー交換の割引とデバイス補償です。故障交換は8,250円から13,750円の自己負担がかかるので、iPhoneユーザーが月880円を払って得られるのは「壊れたときに定額で交換できる権利」に近い形になります。画面割れを安く直す用途では期待どおりに働きません。

同じ880円を払っていても、Androidを使う人とiPhoneを使う人では受け取れるサービスの数が違います。 ここは公式ページの注記を1行ずつ追わないと気づけない箇所で、案内の場で説明されるとも限りません。iPhoneに乗り換えたあともパックをそのまま継続している人は、いま自分が何を買っているのかを一度確認しておく価値があります。

AppleCare+と重ねると払う額が二重になります

故障安心パックは4種類ある。明細の名前で決まる

iPhoneを使っていてAppleCare+にも入っている場合、故障交換と盗難紛失の枠が重複します。両方に払い続けると月額は2,000円を超え、2年で5万円近くになります。どちらか一方に寄せるだけで、守れる範囲をほとんど落とさずに月額を半分にできます。他社の保証と横に並べて確認したい場合は、スマホ保険がいらないかどうかを整理した記事も合わせて読んでみてください。

ワイモバイルの故障安心パックは一度外すと機種を買うまで戻れません

加入できるのは指定機種を買うときだけです

無印もプレミアムも、加入条件は指定機種の購入時のみです。契約の途中で思い立って入ることはできません。外した瞬間に、次に機種を買うまで戻る道が閉じます。 月額を減らす判断としては正しくても、この一方通行の構造を知らずに外すと、あとで補償が欲しくなったときに選択肢が残っていません。

交換の配送は加入から4か月目の末日を過ぎてからです

プレミアムには、配送での交換は加入日の属する月から4か月目の末日を過ぎてから利用できるという条件があります。機種を買ってすぐの数か月は、交換してほしくても配送では受け取れません。加入直後に壊れる事故がいちばん怖いところなので、ここは知っておいたほうがいい条件です。

外す前に確かめておきたい3つのこと

外す前に見るべきなのは、いま使っている機種をあと何年使うつもりか、修理代を一度立て替えられる貯えがあるか、守りたい機器がスマホ1台だけかの3点です。この3つが「あと1年」「立て替えられる」「1台だけ」と揃うなら、外す側に寄せてもほとんど困りません。1つでも逆なら、外したあとの受け皿を先に用意してから外す順番になります。

判断を先送りしたくなる気持ちも分かります。私もAppleCare+を外すかどうかで半年ほど迷いました。決め手になったのは、2年で払った2万8,320円に対して修理が0件だったという自分の実績です。確率の話ではなく、自分が過去2年で何回壊したかという実績で決めると迷いが減ります。 一度も壊していない人が、次の2年だけ壊すと考える理由は特にありません。

ワイモバイルの故障安心パックがいらない人と続けたほうがいい人を分けました

続けたほうがいいのは落として壊した経験がある人です

過去2年のあいだに画面を割った、水に落とした、という経験がある人は、統計ではなく自分の実績として壊す確率が高い側にいます。破損保証の1,650円が効く場面が実際に来るので、月額を払う意味があります。iPhoneではなくAndroidを使っているなら、故障保証と破損保証がそのまま使えるぶん、さらに評価は上がります。

いらない側に寄るのは修理代を立て替えられる人です

数万円の修理代をその場で払える状態にあるなら、毎月880円を先払いして自己負担8,250円を残す構造は、金額の面では有利になりません。2年で21,120円を払って、使うときにさらに1万円前後が出るからです。私が調べた時点では、故障交換の自己負担額は機種によって8,250円から13,750円の範囲でした

守りたい機器が2台以上あるなら数え方から見直します

スマホのほかにタブレットやワイヤレスイヤホンを使っているなら、端末ごとに月額を払う数え方そのものが割高になります。プレミアムのデバイス補償は周辺機器を含みますが、あくまでスマホ1台の契約に付いてくる枠です。台数が増えるほど、1台あたりいくら払っているかという見方に切り替えたほうが実態に合います。補償の受け取り方まで含めた比較は、修理費が実際にいくら戻るかを調べた記事デメリット側を先に確認した記事に分けて書きました。

外したあとの備えを先に決めてから外します

いちばん避けたいのは、月額を減らした翌月に画面を割ることです。外す判断と受け皿を決める判断は同時にやったほうが安全で、順番としては受け皿が先です。他社の似た仕組みを見ておきたいなら、ソフトバンクのあんしん保証パックを調べた記事スマホ保険そのものの仕組みを整理した記事も判断材料になります。


結論:故障安心パックは名前で月額も中身も変わる。金額を削る前に、守る対象を何台と数えるかを決めたほうが効く。
主端末1台+副端末2台まで、月700円から。

月700円・最大3台まで

モバイル保険の公式ページを見る →

» モバイル保険公式サイトはこちら

※料金や条件は変わることがあります。加入前に、最新の内容を公式ページで確認してください。

ワイモバイルの故障安心パックのよくある質問

Q. 故障安心パックは月額いくらですか

A. 名前によって違います。

無印の故障安心パックとライトが550円、プラスが759円、プレミアムが880円です。無印はPocket WiFi向けで、残る3つがスマホ向けになります。明細に載っている名前の末尾まで確認すると、自分がどれを払っているかが分かります。

Q. 故障安心パックは今から加入できますか

A. スマホ向けはプレミアムだけ加入できます。

ライトは2022年7月13日、プラスは2026年4月6日で新規受付が終わっています。プレミアムは2026年4月7日から提供されていて、月額880円です。ただし加入できるのは指定機種を購入するときだけなので、契約の途中で入ることはできません。

Q. 故障安心パックを解約するとどうなりますか

A. 翌月以降の月額が止まり、補償も同時に終わります。

解約後に故障や破損が起きても、故障交換や破損保証は使えません。再加入は次に指定機種を買うときまでできないため、外す前に修理代を立て替えられるかどうかを確認しておくと安全です。

Q. 故障安心パックはiPhoneでも保証されますか

A. 一部のサービスが対象外になります。

プレミアムでは故障保証サービスと破損保証サービスがiPhone対象外です。使えるのは故障交換サービスと盗難紛失保証サービス、バッテリー交換の割引、デバイス補償になります。画面割れを安く直す目的では期待どおりに働きません。

Q. 故障安心パックとプレミアムはどこが違いますか

A. 対象機種と月額と中身が違います。

無印の故障安心パックはPocket WiFi向けで月550円、プレミアムはスマホ向けで月880円です。プレミアムには故障交換サービスとデバイス補償が入っていますが、無印にある電池パック無料サービスはプレミアムにはありません。

Q. プラスからプレミアムへは自動で切り替わりますか

A. 機種を買い替えたときに切り替わります。

プラスに加入したままの人は、受付終了後もそのまま使い続けられます。対象機種に機種変更したタイミングでプレミアムへ移り、月額は759円から880円になります。データ復旧支援サービスと電池パック無料サービスはこのとき使えなくなります。

Q. 故障安心パックを外すと月いくら安くなりますか

A. 加入している名前ぶんがそのまま減ります。

無印とライトなら550円、プラスなら759円、プレミアムなら880円です。ドコモのように他のオプションとの割引が組まれている形ではないため、外した額がそのまま手元に残ります。2年ぶんに直すと13,200円から21,120円の差になります。

3つを全部調べて比べた結論を見る 実際にいくら戻ったのか、請求の記録を見る 毎月のお金を増やさず、画面割れに備える裏技を見る