スマホ保険を調べ始めると、たぶん最初はここでつまずきます。
- キャリアの保証、AppleCare+、モバイル保険…名前は聞くけど、何がどう違うのか分からない
- 毎月いくらかかって、何が守られるのか、比べようにも基準がバラバラ
- 結局どれに入れば正解なのか、決められないまま時間だけ過ぎる
私も、まったく同じでした。
iPhoneを買うたびにAppleCare+を勧められ、キャリアの保証も一緒に払い、あとから「モバイル保険」を知って、また迷いました。どれも一度も使わないまま、毎月お金だけ引かれていた時期があります。
だから、各社の中身を料金からお金の戻り方まで、片っ端から調べました。そのうえで、私は1つに絞りました。
毎月のお金を抑えつつ、複数の機器をまとめて守りたい。この条件なら、私はモバイル保険でした。
ただ、これは全員の正解ではありません。どういう順で考えて、どこで線を引いたのかを、そのまま置いていきます。
そもそも「スマホ保険」は3種類がごちゃ混ぜになっている
比べる前に、いちばん大事なことを1つだけ。
「スマホ保険」と呼ばれているものは、実は性格の違う3つが同じ言葉に押し込まれています。ここを分けないまま「どれが安い」で選ぶと、選び方そのものを間違えます。
- キャリアの保証:ドコモ・au・ソフトバンクが出す補償。契約している端末を守る
- AppleCare+:Apple公式の延長保証。iPhoneやiPadなど、その端末を手厚く守る
- モバイル保険:さくら少額短期保険が出す保険。複数の機器を1契約でまとめて守る
私も最初は月額の数字だけで比べていて、途中で「そもそも守る対象が違うのか」と気づきました。ここに気づくまで、ずっと迷子でした。
入る前に、私は「損益分岐」で考えました
保険に入るかどうかで迷ったとき、私がやったのはシンプルな計算です。
たとえば、私はauの保証を月1,000円前後で3年払っていました。合計で3万6千円ほどです。その間、一度も使っていません。
画面割れの修理代が仮に2〜3万円だとすると、3年間まったく壊さなければ、払った保証料のほうが高くつく計算になります。
つまり「壊す確率」と「毎月の保証料」を、修理の実費と並べて見る。これだけで、自分に保険が要るのかどうかが、だいぶ見えてきます。
料金は変わることがあるので、最新は各社の公式ページで必ず確認してください。
3つを、料金・台数・お金の戻り方で並べました
そのうえで、備えは持っておきたいと決めた私が、3つをどう見たか。要点を1枚にまとめます。
| 見るところ | モバイル保険 | AppleCare+ | キャリアの保証 |
|---|---|---|---|
| 月々(調べた時点) | 700円 | 機種により変動(公式で要確認) | 機種により変動(公式で要確認) |
| 守れる台数 | 最大3台(メイン1+予備2) | 基本その端末1台 | 基本その端末1台 |
| お金の戻り方 | かかった修理代がそのまま戻る(1年でメイン最大10万円まで/予備は2台合わせて最大3万円まで) | 加入料+直すときの自己負担 | 加入料+直すときの自己負担 |
| ダブり・乗り換え | キャリアに縛られず持ち越しやすい | キャリア保証とダブりやすい | AppleCare+とダブりやすい |
私がいちばん「なるほど」と思ったのは、守れる台数のところでした。
AppleCare+もキャリアの保証も、基本は「その端末1台」を守るもの。iPhoneとiPad、両方に備えたければ、それぞれに入ることになります。
一方でモバイル保険は、調べた時点では1契約で最大3台まで守れて、スマホだけでなくタブレットやイヤホンなども対象にできました。
私が最後にモバイル保険へ寄せた理由
理由は、そんなに複雑じゃありません。
毎月のお金を積み上げる形ではなく、スマホもタブレットもイヤホンも1契約でまとめて守れて、修理代はかかった分がそのまま返ってくる。私の使い方には、これが合っていました。
1台ずつ別々に入って毎月のお金を重ねるより、まとめて月700円で済むほうが、私にはしっくりきました。
守りたい機器が複数あって、毎月のお金はできるだけ抑えたい。もしあなたがこのタイプなら、私は、モバイル保険を最初に見てみていいと思いますよ。
複数台をまとめて備える形が気になった方は、まず中身を見てみてください。月700円・1契約で最大3台まで、かかった修理代がそのまま戻る形です。
モバイル保険にも、正直に注意点があります
良いところだけ並べても、フェアじゃないので書いておきます。
モバイル保険は、端末を新しく手に入れてから1年を超えている場合、加入するときに、他社の有料の補償に入っていた証明を求められることがあります。
つまり「何年も使っている古い端末を、今から気軽に入れる」には条件がある、ということです。
加入を考えるなら、自分の端末がこの条件に当たらないかを、先に確認しておいたほうがいいです。料金や条件も変わることがあるので、最新は必ず公式ページで確認してください。
「毎月のお金は1円も増やしたくない」なら、別の道もあります
ここまでは「備えは持っておきたい」という前提で書いてきました。
でも、そもそも毎月の保険料を1円も払いたくない、という人もいると思います。過去にほとんど壊したことがなくて、画面割れだけ最低限そなえられればいい、というタイプです。
その場合は、年会費がずっと無料のクレジットカードに付いてくる補償を使う、という手もあります。毎月のお金を増やさずに、画面割れだけに絞って備える形です。
守れる範囲は絞られますが、月々の出費はゼロにできます。あなたがこちらのタイプなら、次の記事のほうが向いています。
毎月のお金を1円も増やさず、画面割れだけに備えたい方はこちら。
迷っているなら、私はこう考えます
長くなったので、私の頭の中をそのまま置いておきます。
「スマホ保険」は3種類あって、守るタイプがそもそも違う。だから月額だけで比べると選び方を誤ります。AppleCare+とキャリアの保証は「1台を手厚く」、モバイル保険は「複数台をまとめて」。お金の戻り方も、前者は加入料+直すときの自己負担、モバイル保険はかかった修理代がそのまま戻る形です。
そのうえで、毎月のお金を抑えつつ複数台をまとめて守りたいなら、私はモバイル保険に落ち着きました。月々のお金を1円も増やしたくないなら、無料のクレカで画面割れだけ拾う手もあります。
どちらにしても、まず自分が「備えを持ちたい側」か「お金を増やしたくない側」か、そこだけ先に決めてしまえば、迷いはほとんど消えます。
結論:「スマホ保険」は3種類ある。複数台を毎月のお金を抑えて守りたいなら、私はモバイル保険で足りると思う。
