ahamoに乗り換えた理由が料金だった人ほど、明細に残った補償オプションの行が気になります。基本料金を下げたのに、その下に数百円の補償が乗っていて、合計が思っていた額と違う。外していいのかを調べ始めて、そのまま何か月も放置している人は少なくありません。
ahamoのケータイ補償サービスは、月額が363円から1,100円まで公表されています。上と下で3倍の開きがあり、しかも自分がどのクラスに入っているかは請求を見ないと分かりません。金額が確定していない状態では、外して浮く額も、外して困る場面も計算のしようがありません。
ahamoとドコモの公式ページを横に並べて、月額と交換時の負担金、2年ぶんの総額まで書き出しました。そのうえで、外していい人と続けたほうがいい人がどこで分かれるのかを整理しています。
保証を横に並べて見比べたい方へ。AppleCare+・キャリアの補償・モバイル保険を1ページにまとめています。
ahamoのケータイ補償サービスは2022年8月以前の機種のものです
ahamoで選べる補償は名前が2つに分かれています

ahamoのサービス一覧を開くと、端末の補償として2つの名前が並んでいます。ケータイ補償サービスとsmartあんしん補償です。どちらか好きなほうを選べるわけではなく、使っている機種がいつ発売されたかで自動的に決まります。
| 名前 | 月額 | 対象機種 |
|---|---|---|
| ケータイ補償サービス | 363円〜1,100円 | 2022年8月以前に発売された機種 |
| smartあんしん補償 | 330円〜1,720円 | 2022年9月15日以降に発売された機種 |
境目は2022年の夏です。いま「ケータイ補償サービス」という名前で払っている人は、3年以上前に発売された機種をそのまま使い続けている側にいます。
明細の名前が違えば読むべき条件表も変わります
この2つは名前が似ているだけで、月額の刻み方も交換時の負担金も別の表になっています。ケータイ補償サービスのつもりでsmartあんしん補償の条件を読んでいると、負担金の額が合いません。逆も同じです。調べ始める前に、明細に書かれている文字列を一度確認しておくと遠回りが減ります。
iPhoneを使っているならAppleCareが混ざることもあります
ahamoのサービス一覧には、AppleCare+とAppleCare+盗難・紛失プランも並記されています。iPhoneを買ったときに端末側の補償に入り、回線側の補償も外していないという状態が起こりえます。明細に補償の行が2つある人は、この形になっている可能性があります。
自分がどれかは機種を買った時期から逆算できます
明細の文字が読み取りにくいときは、いま使っている機種の発売時期から見当がつきます。2022年8月より前に出た機種を使っているならケータイ補償サービス、それ以降に買い替えているならsmartあんしん補償です。機種変更したタイミングで名前が切り替わる仕組みなので、長く同じ端末を使っている人ほど古い名前のまま残っています。
smartあんしん補償だった場合は負担金の表が別になります
調べた結果がsmartあんしん補償のほうだった人は、以下の表を読むことになります。月額のクラスによって交換時の負担金が段階的に変わる設計です。
| 月額クラス | 交換時の負担金 | WEB割適用 |
|---|---|---|
| 330円 490円 | 5,500円 | 4,950円 |
| 550円 605円 860円 | 8,250円 | 7,425円 |
| 825円から1,720円 | 12,100円 | 10,890円 |
| docomo Certified端末 550円 | 4,400円 | 3,960円 |
こちらは月額330円から1,720円まで幅があり、いちばん安いクラスなら負担金も5,500円で収まります。修理代金サポートの上限はiPhoneが5,500円、iPhoneとiPad以外が3,300円で、ケータイデータ復旧サービスが通常16,500円のところ1,100円になる特典も付きます。ケータイお探しサービスの月額も補償契約者なら無料です。ケータイ補償サービスより後発なぶん、付帯サービスは増えています。
ahamoのケータイ補償サービスは月363円から1,100円まで開きがあります
公式が出しているのは幅であって金額ではありません
ahamoの補償ページに書かれているのは「月額363円〜1,100円」という表記です。機種ごとの一覧はページの中になく、料金を検索するページへのリンクで案内されています。自分がいくら払っているかを知るには、明細を開くか機種名で検索するかのどちらかが必要になります。
幅の下と上で3倍近く違います
363円と1,100円では、年間で4,356円と13,200円です。同じ「ケータイ補償サービス」という名前で括られていても、支払っている額としては別物と考えたほうが実態に合います。外すか続けるかを判断する前に、自分がどちら側にいるかを確定させる必要があります。
高い機種ほど月額も上がる設計です
補償の月額は端末価格に連動しています。ハイエンドの機種を買った人が上のクラスに入り、エントリー機の人が下のクラスに入ります。端末が高いほど修理代も高くなるので設計としては筋が通っていますが、そのぶん払い続ける総額も増えます。
確認する場所は明細の内訳行です
ahamoはオンライン中心の運用なので、確認はアプリかWebの利用料金の内訳から行います。基本料金の下にオプションの行が並び、そこに補償の名前と金額が出ています。この額を控えておくと、以降の総額の話がそのまま自分の数字になります。
ahamoのケータイ補償サービスを2年払うと8,712円から26,400円です
月額を24か月ぶんに直しました
月数百円という見え方は、期間で掛けると印象が変わります。ケータイ補償サービスの幅を2年ぶんに直すと次のようになります。
| 月額 | 1年ぶん | 2年ぶん |
|---|---|---|
| 363円 | 4,356円 | 8,712円 |
| 550円 | 6,600円 | 13,200円 |
| 825円 | 9,900円 | 19,800円 |
| 1,100円 | 13,200円 | 26,400円 |
下のクラスなら2年で8,712円、上のクラスなら26,400円です。上のクラスは2年で新品のミドルレンジ端末が1台買える額に届きます。
3年以上使っている人はさらに上に乗ります
ケータイ補償サービスに入っている人は、2022年8月以前に発売された機種を使い続けている側です。つまり実際の加入期間は2年ではなく3年、4年になっているケースが多くなります。1,100円のクラスで4年続けていれば52,800円です。
私はAppleCare+で似た計算をしました

私はiPhone1台にAppleCare+を月1,180円で2年払い、修理は一度も使いませんでした。総額は28,320円です。金額としては痛い額ですが、痛かったのは金額そのものより、2年間ずっと払っていたことに気づいていなかった点でした。明細の下のほうにある行は、たいてい見ていません。
契約したときは、端末を買った日の高揚感のなかで「入っておいたほうが安心だろう」と判断しています。その判断自体が間違っていたとは思っていません。問題は、入ったあと一度も見直さないまま24回の引き落としが終わっていたことでした。ahamoのケータイ補償サービスに入っている人は、その端末をさらに長く使っている計算になります。
総額を出してから外すかどうかを考えます
外す判断をするとき、月額だけを見ると「たかが数百円」に見えます。期間で掛けた額を先に出しておくと、同じ数字でも判断が変わります。私はこの手順を先にやったことで、続けるにしても納得して続けられるようになりました。
ahamoのケータイ補償サービスは使うときに8,250円から12,100円かかります
交換電話機を受け取るときに負担金が出ます
ケータイ補償サービスで壊れた端末を交換してもらう場合、交換電話機お届け時の負担金として8,250円から12,100円がかかります。月額を払っていても無料にはなりません。Webから申し込むと10%割引が適用されます。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 交換電話機お届け時の負担金 | 8,250円〜12,100円 |
| WEB割適用時 | 上記から10%割引 |
| 修理代金サポート(iPhone)保証対象内 | 無料 |
| 修理代金サポート(iPhone)保証対象外 | 上限5,500円 |
| 修理代金サポート(iPhone iPad以外)保証対象内 | 1年間無料。2年目以降は上限5,500円 |
| 修理代金サポート(iPhone iPad以外)保証対象外 | 上限3,300円 |
月額と負担金は別々に出ていきます
1,100円のクラスで2年払ってから交換を1回使うと、26,400円に12,100円が乗って38,500円です。月額を払っているから壊れても無料という理解でいると、実際に壊れた日に一万円前後の想定外が出ます。 私が調べた時点では、この負担金は機種によって8,250円から12,100円の範囲でした。
修理で済むなら上限は下がります
交換ではなく修理を選んだ場合は、修理代金サポートの上限が適用されます。iPhoneなら保証対象内が無料、保証対象外で上限5,500円です。iPhoneとiPad以外の機種は保証対象内が1年間無料で、2年目以降は上限5,500円になります。画面割れのように修理で直る故障なら、交換より負担は小さくなります。
交換の到着は当日から2日以内です
交換電話機は申し込みから当日から2日以内に届きます。当日配送の対象は茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、山梨、兵庫、京都、滋賀、大阪、奈良、和歌山です。この地域の外に住んでいる人は翌日以降になります。
ahamoは店頭窓口を前提にしていないぶん、この配送のはやさが補償の価値になります。一方で、端末が届くまでのあいだは代替機が手元にない状態が続きます。仕事で電話を使う人は、この空白の時間をどう埋めるかまで含めて考えておくと現実的です。実際にどれくらい戻ってくるのかという観点で見比べたい人は、修理費が実際にいくら戻るかを調べた記事も参考になります。
外すか続けるかの前に、守る対象を何台と数えるかという入口もあります。
端末ごとではなく1契約で主端末1台+副端末2台まで。
ahamoのケータイ補償サービスは1年に2回までしか使えません
利用回数に上限が設定されています
交換電話機のお届けは1年間に2回までです。3回目は補償の対象外になります。年に2回壊す人はそう多くありませんが、上限があるという事実は月額を評価するときの前提として押さえておく必要があります。
2回使い切った状態は無保険と同じです
1年のあいだに2回交換を受けたあとは、月額を払い続けていても交換は使えません。この期間は補償に入っているのに補償が働かない状態になります。契約は生きているので月額だけが出ていきます。
盗難や紛失では手続きが増えます
盗難や紛失で使う場合、警察への届出と「紛失としてマーク」の設定が必要です。端末が手元にない状況でこの手順を踏むことになるため、故障のときより時間がかかります。マイナンバーに対応した端末では失効の手続きも別に必要になります。
使う場面を年に何回想定するかで評価が変わります
年2回という上限が問題になるのは、頻繁に落として壊す人です。逆に言えば、2年に1回壊すかどうかという人にとって、この上限が制約になることはありません。上限より先に、そもそも使う場面が来るかどうかを考えたほうが判断は早くなります。
ahamoのケータイ補償サービスはiPhoneだと重なることがあります
端末側と回線側の両方に補償が付く形があります

iPhoneを使っている人は、AppleCare+に入りながらケータイ補償サービスも残しているという状態が起こりえます。ahamoのサービス一覧に両方が並記されているのは、どちらも契約できるからです。片方を外し忘れると、同じ端末に2つの補償の月額が乗ります。
修理の窓口が2つになって迷いが増えます
画面を割ったとき、Appleに持ち込むのか回線側の補償を使うのかで、負担金も手続きも変わります。窓口が2つあると、その場でどちらが安いかを比較することになり、判断に時間がかかります。壊れた直後は冷静に比較しにくい場面です。
重複しているなら片方は月額だけの状態です
補償が2つあっても、使えるのは1回の故障につき片方だけです。重複している期間は、片方の月額が実質的に使われないまま出ていきます。明細に補償の行が2つ並んでいる人は、どちらを残すかを決めた時点で毎月の額が確実に下がります。 AppleCare+の側を検討している人は、AppleCare+が必要かどうかを整理した記事を先に見ておくと比較しやすくなります。
Androidなら重複は起きにくい構造です
Androidの場合、メーカー側の延長保証に入っている人は多くありません。回線側の補償だけという形が一般的なので、重複の心配は薄くなります。そのぶん、外したときに何も残らないという点は意識しておく必要があります。
ahamoのケータイ補償サービスは一度外すと次の機種まで戻れません
加入できるのは機種を買うときだけです
ケータイ補償サービスに申し込めるのは、補償対象の機種を購入するときのみです。smartあんしん補償のほうも、機種購入日から14日以内という条件が付いています。契約の途中で「やっぱり入りたい」と思っても、その時点では入れません。
解約すると次に機種を買うまで再加入できません
公式には、解約後は次に機種を購入するときまで再加入できないと書かれています。外すという判断は、今の端末を使い続けるあいだずっと補償なしで過ごすという判断とセットになります。 数か月試してみて戻すという使い方はできません。
すでに壊れている端末では入れません
smartあんしん補償の加入条件には、すでにトラブルに遭っていないことという項目があります。画面が割れてから慌てて入るという順番は通りません。この構造は補償という仕組みの前提そのものなので、どのキャリアでも同じです。
外す前に何を代わりにするかを決めます
一方通行だからこそ、外す判断と受け皿を決める判断は同時にやったほうが安全です。順番としては受け皿が先で、外すのは後になります。ドコモ回線で似た構造の抱き合わせを見ておきたい人は、ドコモの安心パックを調べた記事も判断材料になります。
ahamoのケータイ補償サービスがいらない人と続けたほうがいい人を分けました
続けたほうがいいのは過去2年で壊した経験がある人です
この2年のあいだに画面を割った、水に落としたという経験がある人は、統計ではなく自分の実績として壊す側にいます。交換の負担金が8,250円からかかるとはいえ、端末を新品で買い直す額よりは小さくなります。実際に使う場面が来る人にとっては、月額を払う意味があります。
判断の材料になるのは、平均や一般論ではなく自分の履歴です。過去に修理に出した回数を思い出せる人は、その回数がそのまま今後の見込みになります。思い出せないほど壊していない人は、これからも同じ確率で使い続ける可能性が高くなります。
いらない側に寄るのは修理代を立て替えられる人です
数万円の修理代をその場で払える状態にあるなら、毎月払って負担金も別に出す構造は、金額の面で有利になりません。1,100円のクラスなら2年で26,400円、交換を1回使えば38,500円です。この額を先に手元に置いておくほうが、使い道の自由度は高くなります。
3年以上同じ機種を使っているなら見直しどきです
ケータイ補償サービスに入っている時点で、機種は2022年8月以前の発売です。すでに3年以上払い続けている計算になり、その端末の中古価格は補償の総額を下回っている可能性があります。払った額が端末の価値を超えているなら、その補償は端末を守るための費用として成立していません。
守りたい機器が2台以上あるなら数え方から見直します
スマホのほかにタブレットやワイヤレスイヤホンを使っているなら、端末ごとに月額を払う数え方そのものが割高になります。回線側の補償は1回線に1台という設計なので、台数が増えるほど1台あたりの負担が積み上がります。台数が増えた時点で、契約単位ではなく1台あたりいくら払っているかという見方に切り替えたほうが実態に合います。
外したあとの備えを先に決めてから外します
いちばん避けたいのは、月額を減らした翌月に画面を割ることです。外すこと自体が目的になると、浮いた数百円より大きい額を後から払うことになります。 受け皿は貯金でも他社の仕組みでも構いませんが、決めてから外すという順番だけは守ったほうが安全です。他社の仕組みや保険という選択肢まで含めて見ておきたい人は、スマホ保険そのものの仕組みを整理した記事とそもそも保険が必要かを考えた記事、それにデメリット側を先に確認した記事を分けて書いています。
結論:ahamoのケータイ補償サービスは月額に3倍の開きがあり、外す前に自分の額と2年総額を確定させないと判断できない。
主端末1台+副端末2台まで、月700円から。
※料金や条件は変わることがあります。加入前に、最新の内容を公式ページで確認してください。
ahamoのケータイ補償サービスのよくある質問
Q. ahamoのケータイ補償サービスは月額いくらですか
A. 363円から1,100円のあいだで機種ごとに決まります。
公式には幅だけが公表されていて、機種別の一覧はページ内にありません。自分の額は利用料金の内訳に出ているオプションの行で確認できます。端末価格が高い機種ほど上のクラスに入ります。
Q. ahamoのケータイ補償サービスは今から加入できますか
A. 契約の途中では加入できません。
加入できるのは補償対象の機種を購入するときだけです。smartあんしん補償の場合は機種購入日から14日以内という条件が付きます。すでに故障や破損が起きている端末では申し込めません。
Q. ahamoのケータイ補償サービスを解約するとどうなりますか
A. 翌月以降の月額が止まり、補償も同時に終わります。
解約後に故障や紛失が起きても、交換も修理代金サポートも使えません。再加入は次に機種を購入するときまでできないため、外す前に修理代を立て替えられるかを確認しておくと安全です。
Q. ケータイ補償サービスとsmartあんしん補償はどう違いますか
A. 対象になる機種の発売時期が違います。
ケータイ補償サービスは2022年8月以前に発売された機種、smartあんしん補償は2022年9月15日以降に発売された機種が対象です。月額はケータイ補償サービスが363円から1,100円、smartあんしん補償が330円から1,720円になります。
Q. 交換してもらうときにいくらかかりますか
A. 8,250円から12,100円です。
交換電話機お届け時の負担金として支払います。Webから申し込むと10%割引が適用されます。修理で対応できる場合は修理代金サポートの上限が適用され、iPhoneなら保証対象外で上限5,500円になります。
Q. ahamoのケータイ補償サービスは何回まで使えますか
A. 1年間に2回までです。
交換電話機の提供が年2回で上限になります。2回使い切ったあとは、月額を払っていてもその年は交換を受けられません。盗難や紛失で使う場合は警察への届出と紛失としてマークする設定が必要です。
Q. ahamoのケータイ補償サービスを外すと月いくら安くなりますか
A. 加入しているクラスの額がそのまま減ります。
363円のクラスなら363円、1,100円のクラスなら1,100円です。ahamoは他のオプションとの割引が組まれた形ではないため、外した額がそのまま手元に残ります。2年ぶんに直すと8,712円から26,400円の差になります。