保証を横に並べて見比べたい方へ。AppleCare+・キャリアの補償・モバイル保険を1ページにまとめています。
macbookの保険には大きく2つの選び方があります
MacBookに保険を掛けるかどうかで迷う人が多いのは、本体の額が大きいからです。まず選択肢を並べました。
本体が16万円台からという端末です
MacBook Air 13インチは164,800円から、15インチは198,800円からです。iPhoneと同じか、それ以上の額になります。壊れたら買い直せばいい、と言いにくい水準です。AirPodsやApple Watchのように、本体が安いから保証はいらないという理屈がそのままでは通りません。
1つはアップルケアプラスです
Appleが自社の製品に用意している保証がアップルケアプラスです。過失による損傷の修理を、決まった自己負担で受けられます。1年のプランと3年のプランがあり、Mac向けは他の製品より期間の選択肢が広く取られています。
もう1つは端末をまとめて守る保険です
Apple以外にも選択肢があります。1つの契約に複数の端末を登録して、まとめて守る形の保険です。MacBookはWi-FiとBluetoothでつながる機器なので、この契約に登録できます。
掛け方の考え方がそもそも違います
アップルケアプラスは製品ごとに契約する形です。MacBookに掛けたければMacBook用の契約を1本結びます。もう一方は端末ごとではなく、契約に登録するという数え方です。iPhoneもMacBookも守りたい人にとって、この差は契約の本数と月々の額の両方に効いてきます。この違いが後半の分かれ目になります。
修理代の重さがiPhoneとは違います
MacBookは筐体が大きく、画面も基板もiPhoneより高くつきます。壊れる確率はスマートフォンより低いかもしれませんが、一度壊れたときの額が違います。掛ける意味があるかどうかは、確率ではなく1回あたりの額で決まります。
何で失うのかも先に置いておきます
落として壊す、飲み物をこぼす、鞄の中で圧迫する。MacBookで起きる事故はこのあたりです。持ち歩く時間が長いほど、この3つに触れる回数が増えます。そして置き忘れや紛失は、どちらの保険でも守られません。保険を選ぶ前に、自分がどの失い方をしそうかを決めておくと話が早くなります。
料金から順に確かめていきます
アップルケアプラスの額を並べ、次に修理のときにいくら払うのかを置きます。そのうえで、要る人と要らない人の条件を分けます。アップルケアという言葉そのものの整理はアップルケアの全体像をまとめた記事にあります。
macbookの保険はアップルケアプラスが2026年7月に上がりました
まず現在の額を確かめました。
1年と3年の2種類があります
Mac向けのアップルケアプラスには、1年のプランと3年のプランがあります。1年を選んで更新していく形と、最初から3年で契約する形です。3年のほうが1年あたりの額は下がります。
モデル別の料金を並べました
| モデル | 1年(改定前) | 1年(改定後) | 3年(改定前) | 3年(改定後) |
|---|---|---|---|---|
| MacBook Air 13インチ | 10,800円 | 11,800円 | 29,800円 | 32,800円 |
| MacBook Air 15インチ | 12,800円 | 13,800円 | 34,800円 | 37,800円 |
| MacBook Pro 14インチ | 16,400円 | 17,400円 | 44,800円 | 47,800円 |
3年で3万円を超えるモデルもあります
いちばん安いMacBook Air 13インチでも、3年のプランは32,800円です。MacBook Pro 14インチなら47,800円になります。3年で割れば月1,000円前後になりますが、契約のときに一度で払う形だとまとまった額に見えます。
値上げは新規の契約からです
この改定は2026年7月に行われました。対象は新しく契約する人で、すでに加入している人の額は変わりません。更新のタイミングで新しい額になる形です。
iPhoneやAirPodsは据え置きです
同じ改定でも、iPhone・ディスプレイ・AirPodsの額は変わっていません。上がったのはMacとiPad、Apple Watchの一部です。Appleの保証は製品ごとに設計が独立していて、値上げも製品ごとに来ます。
本体価格に対する割合を出しました
MacBook Air 13インチは本体164,800円に対して3年32,800円なので、約2割です。15インチは本体198,800円に対して37,800円で、約1割9分になります。AirPodsの約1割9分とほぼ同じ比率です。比率が近くても、出ていく額そのものは桁が違います。AirPodsの4,600円とMacBookの32,800円では、払うときの感じ方が同じになりません。割合で見るか実額で見るかによって、同じ保証が軽くも重くも見えます。
製品別の料金は別記事にまとめています
iPhoneやiPad、Apple Watchを含めた製品別の額はアップルケアの料金を整理した記事に置きました。Macだけを見ていると気づきにくいですが、プランの年数が製品によって違います。
macbookの保険に入っても修理には12900円かかります
料金の次に、実際に壊したときの扱いを確かめました。
自己負担は損傷の種類で2つに分かれます
アップルケアプラスに入っていても、過失による損傷には自己負担があります。画面のみまたは外装のみの損傷は12,900円、それ以外の損傷は37,100円です。iPhoneの3,700円とは水準が違います。
保証料と自己負担を足して並べました
| モデル | 3年の保証料 | 画面のみの修理 | 合計 | 本体価格に対する割合 |
|---|---|---|---|---|
| MacBook Air 13インチ | 32,800円 | 12,900円 | 45,700円 | 約2割8分 |
| MacBook Air 15インチ | 37,800円 | 12,900円 | 50,700円 | 約2割5分 |
| MacBook Air 13インチ(その他の損傷) | 32,800円 | 37,100円 | 69,900円 | 約4割2分 |
| MacBook Air 15インチ(その他の損傷) | 37,800円 | 37,100円 | 74,900円 | 約3割7分 |
画面だけなら本体の3割弱です
画面を1回割った場合、MacBook Air 13インチでは合計45,700円になります。本体164,800円の約2割8分です。保証を使ったぶんの元は取れている水準といえます。
その他の損傷だと4割を超えます
一方で、水に濡らしたなどの損傷は37,100円です。保証料と足すと69,900円で、本体の4割を超えます。保証に入っていても、水濡れの修理は買い替えに近い額になります。画面だけを替えるのと内部まで手を入れるのとでは、交換する部品の数が違います。この2区分はその差をそのまま反映した設計で、どちらにあたるかは持ち込んでから判断されます。自分では画面だけのつもりでも、内部に液体が回っていれば上の区分になります。
回数の上限は撤廃されています
かつてのアップルケアプラスには、過失による損傷の修理は2回までという上限がありました。この制限は撤廃されていて、いまは回数を気にせず使えます。ただし1回ごとに自己負担が発生する点は変わりません。
バッテリーも条件つきで交換されます
バッテリーの最大容量が80%を下回った場合、無償で交換されます。MacBookは持ち運んで使うほど充電の回数が増えるので、この条項が効く場面はあります。逆に電源につないだまま据え置きで使う人には、あまり出番がありません。
修理に出すあいだ手元から離れます
金額の話とは別に、修理のあいだMacBookが使えなくなる時間があります。仕事で毎日使っている人にとっては、この時間そのものが損失になります。代替機を用意できるかどうかも判断の材料です。
macbookの保険は購入から30日を過ぎると選択肢が減ります
料金と修理の次に、入るための条件を確かめました。
アップルケアプラスは30日以内です
日本では、製品の購入日から30日以内が加入の期限です。半年使ってから入ろうとしても、その時点では申し込めません。国によって扱いが違い、日本は短いほうです。
期限内でも端末の状態が見られます
期限内であっても、端末が正常に動いていることが条件になります。すでに画面に線が入っているものを持ち込んで入る、という使い方はできません。壊れてから入るという順番は通らない形です。
買った直後に決めることになります
つまり、MacBookを買った直後の段階で、3年分の保証に入るかどうかを決めることになります。半年使ってみて自分は持ち歩く頻度が高いとわかった、という順番では間に合いません。この構造はアップルケアが必要かを整理した記事にも書きました。
判断材料がいちばん少ないときです
買った直後は、その端末をどこへ持っていくのか、どんな場面で開くのかがまだ決まっていません。使い方が固まる頃には、加入の窓は閉じています。
30日を過ぎても閉じない道があります
アップルケアプラスの期限を過ぎた場合でも、守り方そのものが消えるわけではありません。もう一方の数え方には別の条件があります。後半で並べて置きます。
期限の考え方が保険ごとに違います
Appleの保証は購入日を起点にした日数で区切ります。一方でモバイル保険は、取得から1年未満であること、または有償の保証サービスに加入していることを条件にしています。起点も物差しも違う形です。
アップルケアは製品ごとの契約なので、iPhoneとMacBookを守ると契約が2本になります。
端末ごとではなく1契約で主端末1台+副端末2台まで。
macbookの保険がいらないのは持ち出さない人です
ここまでの数値を置いたうえで、要らない側の条件を整理しました。
机から動かさない使い方があります
MacBookを買っても、家の机に置いたまま使う人がいます。デスクトップの代わりとして買い、外へは持ち出さない形です。MacBookの事故で多いのは持ち運びの最中に起きるもので、鞄から出すとき、膝から滑らせたとき、階段で転んだときに集中します。動かさないなら、この確率はかなり下がります。据え置きで使う人にとって、保証料は起きにくい事故に払う額になります。
飲み物の位置だけが残る危険です
据え置きで使う場合でも、机の上の飲み物だけは残ります。むしろ据え置きの人ほど、同じ場所に長時間コップを置いています。ここは配置で減らせる部分です。
3年で一度も壊さなければ全額が出ていきます
掛け捨てなので、3年のあいだ一度も修理しなければ32,800円はそのまま出ていきます。この額でMacBookの周辺機器がひととおり揃います。
私はAppleCare+で2年払って一度も使いませんでした
私はiPhoneをAppleCare+に月1,180円で2年入れて、修理は一度もしませんでした。総額は28,320円です。壊さない人にとって保証料が何になるのかは、この経験でよく分かりました。
買い替えの周期が短い人にも合いません
3年のプランを選んでも、2年で買い替える人には1年ぶんが残ります。プランは端末に紐づくので、次の端末には引き継げません。買い替えの周期が短いほど、3年のプランは重くなります。
いらないと判断できる条件です
まとめると、家の机から動かさない、飲み物を近くに置かない、3年より短い周期で買い替える。この条件が揃うなら、保険に入らないという判断は説明がつきます。
macbookの保険が要るのは毎日持ち歩く人です
一方で、要らないと言い切れない場合もあります。ここを飛ばすと片側だけの記事になるので、要る側の条件も置きます。
鞄に入れて移動する時間が長い人です

毎日カバンに入れて職場や学校へ運ぶ人は、事故に触れる回数が単純に多くなります。1日2回の移動でも、3年なら2,000回を超えます。1回あたりの確率が小さくても、回数が積み上がれば結果は変わってきます。
カフェや電車で開く人は場面が増えます
移動先で開く人は、机の広さも周囲の状況も選べません。隣の人の動きで倒れる、狭いテーブルから落ちる。自分の不注意だけでは説明のつかない事故が入ってきます。
液体との距離が近い使い方もあります
カフェで作業する人は、コーヒーとMacBookが同じ机の上にあります。その他の損傷にあたる37,100円の修理は、この場面から生まれます。
仕事で使っていると止まった時の損失が別に出ます
MacBookで仕事をしている人にとって、修理中の空白は金額に換算できます。修理代そのものより、動かせない日数のほうが重い場合があります。
本体が高いほど保証が効きます
MacBook Pro 14インチのように本体が高いモデルほど、1回の修理で救われる額が大きくなります。守る対象が高いほど保証は効くという原則は、Appleの製品の中でもMacBookにいちばんよく当てはまります。
過去に壊した経験がある人も同じです
スマートフォンでもパソコンでも、過去に落として壊した経験がある人。壊し方には癖があるので、一度やった人は次もやる可能性があります。ここは自分の実績として数えていい材料です。
学生や外回りの人は条件が重なります
学校へ毎日運ぶ、客先へ持っていく。移動と人混みと狭い机が同時に来る使い方では、条件が重なります。AirPodsのように小さい端末とは違う判断になるのは、AirPodsのアップルケアを数えた記事と比べると分かりやすいはずです。
macbookの保険は主端末に置くと上限が15万円になります
要ると決めたとして、では何で守るのか。ここが最後の論点です。
アップルケアは製品ごとの契約です
日本のアップルケアプラスは、製品ごとに契約する形しかありません。iPhoneとMacBookを守るなら契約は2本で、それぞれに額がかかります。加入の期限もそれぞれに来ます。
端末ではなく契約に登録する数え方があります
モバイル保険は、端末ごとではなく1つの契約に主端末1台と副端末2台の計3台までを登録する形です。月額は700円で、台数が増えても変わりません。自己負担はありません。
MacBookは主端末にも副端末にも置けます
MacBookはWi-FiとBluetoothでつながる機器なので、この契約に登録できます。そして主端末の枠に置くか副端末の枠に置くかを、自分で選べます。
枠によって上限が3倍以上変わります
| 項目 | 主端末に置く場合 | 副端末に置く場合 |
|---|---|---|
| 登録できる台数 | 1台 | 2台 |
| 修理できる場合の上限 | 最大150,000円 | 2台合計で45,000円 |
| 修理不能や盗難の上限 | 1回につき37,500円 | 1回につき11,250円 |
| 自己負担 | なし | なし |
| 月額 | 700円で共通 | 700円で共通 |
副端末の45000円では足りない場合があります
副端末の上限は2台の合計で45,000円です。AirPodsやApple Watchならこの範囲に収まりますが、MacBookは本体が16万円台からです。内部まで手が入る修理になると、この枠では受け止めきれない場面が出てきます。しかも45,000円は2台の合計なので、片方で使い切るともう片方に残りません。
主端末の枠は1つしかありません
一方で、主端末に置けば上限は150,000円になります。ただし主端末は1台だけです。iPhoneとMacBookのどちらを主端末にするかは、1回あたりの修理代が高いほうで決めるのが数字に合っています。
会社で配ったMacBookをまとめて守りたい場合は、必要な契約の数え方そのものが変わります。その計算は社用MacBookの保険を人数で数えた記事に分けて置きました。
何が対象で何が対象外かを並べました
| 事故の種類 | アップルケアプラス | モバイル保険 |
|---|---|---|
| 落として壊した | 12,900円または37,100円で修理 | 補償の対象 |
| 飲み物をこぼした | 37,100円で修理 | 補償の対象 |
| バッテリーの劣化 | 80%未満で無償交換 | 対象外 |
| 盗難 | 対象外 | 補償の対象 |
| 置き忘れや紛失 | 対象外 | 対象外 |
立て替えが必要になる点は先に置いておきます
モバイル保険には修理代を店頭で立て替えずに済むしくみがありますが、その対象はiPhone・Google Pixel・SHARP製・モトローラ製・Xiaomi製のスマートフォンです。Macは含まれません。いったん自分で払って、あとから受け取る形になります。
加入の期限にも違いがあります
アップルケアプラスは購入から30日を過ぎると入れませんが、モバイル保険は有償の保証に加入している端末なら、その後でも登録できます。買ってから時間が経った端末に、あとから守りを掛けられる余地が残ります。詳しい条件はアップルケアとモバイル保険を比べた記事に置きました。
2つを重ねるという選び方もあります
アップルケアプラスに入ったうえで、モバイル保険にも登録するという形も取れます。私が調べた時点では、有償の保証に加入していることがモバイル保険の加入条件の1つになっているので、この重ね方は制度としても噛み合います。実際の使い方はモバイル保険をおすすめする理由をまとめた記事にも書きました。
結論:MacBookは主端末に置けば上限が15万円になるので、どの枠に置くかを先に決めたほうが早い。
主端末1台+副端末2台まで、月700円から。
※料金や条件は変わることがあります。加入前に、最新の内容を公式ページで確認してください。
macbookの保険についてよくある質問
Q. MacBookはモバイル保険に登録できますか
A. できます。
MacBookはWi-FiとBluetoothでつながる機器なので、主端末としても副端末としても登録できます。主端末なら上限は最大150,000円、副端末なら2台合計で45,000円です。
Q. アップルケアプラスは1年と3年のどちらがいいですか
A. 使う年数で決まります。
3年使うなら3年のプランのほうが1年あたりの額は下がります。ただし途中で買い替えると残りは引き継げません。買い替えの周期が読めないなら1年のプランで様子を見る形もあります。
Q. 修理の自己負担はいくらですか
A. 損傷の種類で2つに分かれます。
画面のみまたは外装のみの損傷は12,900円、それ以外の損傷は37,100円です。どちらにあたるかは持ち込んでから判断されます。回数の上限はありません。
Q. 紛失したMacBookは補償されますか
A. どちらの保険でも対象外です。

アップルケアプラスにもモバイル保険にも、置き忘れや紛失の補償はありません。盗難についてはモバイル保険が対象にしていますが、置き忘れとは別の扱いになります。
Q. 購入から時間が経ったMacBookでも入れますか
A. 条件つきで入れます。
アップルケアプラスは購入から30日を過ぎると入れません。モバイル保険は取得から1年未満か、有償の保証サービスに加入していることが条件です。後者にあたるなら、時間が経っていても登録できます。
Q. アップルケアプラスとモバイル保険は両方入れますか
A. 両方に入れます。

アップルケアプラスに加入していること自体が、モバイル保険の加入条件を満たす形になります。修理は自己負担の少ないほうから使う順番になります。
Q. 月額700円で本当に3台まで守れますか
A. 台数が増えても月額は変わりません。
主端末1台と副端末2台の計3台まで、月額700円で登録できます。ただし上限は主端末と副端末で分かれていて、年間の合計は150,000円までです。