楽天モバイルの故障紛失保証をいらないと外すと二度と入れません

ナルセ
保証の中身を1つずつ確かめている調査員です。AppleCare+にiPhoneを2年入れて、修理は一度もありませんでした。今はモバイル保険に切り替えて使っています。

毎月の明細に並ぶオプション料を眺めていて、この行だけ他より高いと気づく。楽天モバイルの故障紛失保証は、月々1,310円から1,650円。年に一度も壊さなければ、そのまま出ていくだけの金額です

外していいのかを調べると、料金の一覧と補償内容の一覧が出てきます。ただ、そこに書かれていない条件が1つあります。この保証は、外したあとに同じ端末で入り直せません。

ナルセ
先にお伝えしておくと、私は楽天モバイルの契約者ではありません。このオプションを自分で使ったことはないので、書けるのは公式のサービスページから読み取れる条件と、AppleCare+を2年払ってやめた自分の数字までです。

保証を横に並べて見比べたい方へ。AppleCare+・キャリアの補償・モバイル保険を1ページにまとめています。

スマホ保険の比較記事を見る →

楽天モバイルの故障紛失保証がいらないかは解約後に戻れない点で決まります

この保証を外すかどうかは、月額が高いか安いかより先に、外したあとどうなるかで決まります。

この保証は楽天モバイルで買ったiPhoneだけが対象です

正式名称は故障紛失保証 with AppleCare Services & iCloud+ といいます。名前のとおり、対象はiPhoneだけです。Androidは入れません。

さらに条件があって、楽天モバイルで購入したiPhoneに限られます。以前から持っていた端末を楽天モバイルの回線で使う場合、この保証には入れません。その場合は持ち込みスマホあんしん保証という別のオプションになります。

同じ楽天モバイルの保証でも、Android向けにはスマホ交換保証プラスという別の商品があります。名前が似ているので混ざりやすいのですが、料金も自己負担も別物です。

加入できるのはiPhoneを買うその日だけです

申し込みのタイミングは、iPhoneを購入するときに限られています。新規契約でも機種変更でも、その手続きの中で選ぶ形です。

買って1カ月経ってから、やっぱり心配だから付けたい、はできません。ここが、あとから入れるタイプの補償と大きく違うところです。

入るタイミングも外したあとも一度きりなので、この保証は入口と出口の両方が片道になっています。

一度解約すると同じ端末では入り直せません

そして、外したあとです。公式のサービスページには、解約後の再加入について明記されています。

一度解約すると、同一端末で再度加入することはできません。

つまり、来月から外して、半年後に不安になったからまた入る、という戻り方ができません。もう一度この保証を付けたければ、楽天モバイルでiPhoneを買い直すところからやり直しになります。

いらないかどうかの問いは片道の判断です

外すのは、いつでも戻せる節約ではなく、一度きりの判断です。

この保証だけは戻ってこない

多くの補償オプションは、付けたり外したりが月単位でできます。その感覚のまま外すと、この保証だけは戻ってきません。だから、いらないと決める前に確かめることが、他のオプションより少しだけ多くなります。

楽天モバイルの故障紛失保証は月1310円から1650円までかかります

判断の材料として、まず出ていく額を並べます。

月額は端末の種類で3段階に分かれます

私が調べた時点では、月額は次のように分かれていました。

対象のiPhone月額
iPhone 17e・17・16e・161,310円
iPhone Air・16 Plus1,490円
iPhone 17 Pro Max・17 Pro・16 Pro Max・16 Pro1,650円

Proの付く機種が一番高く、標準モデルが一番安い。端末の価格に合わせて3段階になっています。

2年払うと3万円台の後半になります

月額だけを見ていると、コーヒー数杯分に見えます。ただ、この手の金額は積み上がったときに姿を変えます。

1,310円のプランを2年払うと、3万1,440円。1,650円なら3万9,600円です。iPhoneを2年ごとに買い替える人なら、1台につきこの額が保証代として乗ることになります。

端末の値段に対する割合で見ると印象が変わります

15万円のiPhoneに対して2年で4万円弱を払う。割合にすると、端末代の4分の1近くを保証に使っている計算です。

この割合を高いと見るか、妥当と見るかは、壊す確率をどう見積もるかで変わります。ここに正解はありません。ただ、割合まで出してから考えたほうが、月額だけを眺めているより判断がぶれません。

AppleCare+にiPhoneを2年入れた私の実額と比べます

私は以前、iPhone 1台をAppleCare+に入れていました。月1,180円を2年払って、合計2万8,320円。その間の修理はゼロでした。

払い終わったあと、金額を紙に書き出して、これは何を買っていたのだろうと考え込みました。安心を買っていたと言えばそうですが、2万8,320円ぶんの安心だったかは分かりませんでした。楽天モバイルの故障紛失保証は、それよりさらに高い水準です。AppleCare+の料金そのものはAppleCare+の値段にまとめています。

2年で何回使う見込みかを先に置きます

保証が元を取れるかは、2年のあいだに何回使うかで決まります。

画面割れの修理を1回使ったとして、自己負担3,700円を払い、実費との差でおよそ2万円ほど浮く計算になります。ここで初めて、払った3万1,440円のうち3分の2くらいが回収された形です。2年で1回使ってようやく半分強、2回使って初めて払った分に届く水準になります。

自分がこれまでの2年間で何回スマホを壊したかを思い出します。一度もない人が次の2年で2回壊すと考えるのは、根拠のない見積もりです。逆に毎年のように画面を割っている人が、次の2年だけ無事故で過ごせると考えるのも同じくらい根拠がありません。

ナルセ
2年で2万8,320円。この数字が出てくるまで、私は自分がいくら払ったのか把握していませんでした。月額は把握しやすくて、総額は把握しにくいのだと思います。

楽天モバイルの故障紛失保証でいらないと感じるのは自己負担金です

保証に入っていても、修理のときに払う額はゼロではありません。ここが、いらないと感じる人が多い部分です。

画面の修理は3700円で収まります

画面と背面ガラスの修理は、自己負担3,700円です。正規の修理を実費で受けると2万円を超えることもあるので、この項目に限れば効きます。

画面割れはスマホの故障の中でも起きやすい部類です。そこが3,700円で済むなら、保証の意味は分かりやすい。

画面以外に回った瞬間に12900円になります

問題はその先です。画面と背面ガラス以外の修理は、自己負担が12,900円になります。

内容自己負担
画面・背面ガラスの修理3,700円
その他の修理12,900円
エクスプレス交換サービス12,900円
盗難・紛失による交換12,900円
自然故障負担なし

3,700円と12,900円の差は3倍以上あり、どちらに転ぶかは壊れ方で決まります。

水没させた、内部の基板が傷んだ、カメラが動かなくなった。こうした故障はすべて12,900円の側です。画面割れだけを想定して安いと判断すると、実際に使うときに想定が外れます。

自然故障だけは負担が発生しません

一方で、使っていて自然に壊れた場合は負担が発生しません。ただ、自然故障はメーカー保証の範囲と重なる部分もあります。この項目だけを理由に保証へ入る人は少ないはずです。

盗難と紛失の交換も12900円です

盗難や紛失で端末が手元から消えた場合も、交換のときに12,900円がかかります。年に2回までという上限も付いています。

無料で新品が届くわけではない。ここを勘違いしていると、いざというときに金額を見て驚くことになります。

楽天モバイルの故障紛失保証にはiCloud+の50GBが含まれています

この保証の月額には、保証ではないものが1つ混ざっています。

保証と保管が1つの月額にまとまっています

サービス名の末尾に & iCloud+ と付いているとおり、この保証にはiCloud+の50GBが含まれています。写真やバックアップを預けておく、あのクラウド容量です。

つまり月額の中身は、修理と交換の補償に、データの保管場所を足したものになっています。

iCloud+の50GBは単体だと月130円です

iCloud+を自分で契約すると、50GBのプランは月130円です。保証に含まれているぶん、この130円は別で払わなくて済んでいます。

小さな額ですが、比較のときには効きます。月額から差し引いて考えないと、保証部分の値段を高く見積もることになるからです。

差し引くと保証部分だけの額が見えます

実際に引いてみます。

プラン月額iCloud+分保証部分
iPhone 17e・17・16e・161,310円130円1,180円
iPhone Air・16 Plus1,490円130円1,360円
iPhone 17 Pro Max・17 Pro ほか1,650円130円1,520円

保証部分だけを取り出すと、1,180円から1,520円になります。それでも、iPhone 1台を守るためだけの金額としては小さくありません。

外すとiCloudの容量も同時に減ります

見落としやすいのがここです。保証を解約すると、含まれていたiCloud+の50GBも一緒になくなります。

写真をたくさん撮る人は、保証を外した翌月に容量が足りませんという通知を受け取ることになります。その場合はiCloud+を単体で契約し直すことになるので、外して浮く額は月額そのままではなく、130円を引いた分です。

外したあとの空白を、どう埋めるかまで決めておきたいところです。
端末ごとではなく1契約で主端末1台+副端末2台まで。

月700円・最大3台まで

モバイル保険の公式ページを見る →

» モバイル保険公式サイトはこちら

楽天モバイルの故障紛失保証がいらない人は守る端末が1台だけではない人です

ここまでの数字を、自分の持ち物に当てはめます。

対象はiPhone1台に固定されています

この保証が守るのは、楽天モバイルで買ったiPhone 1台だけです。契約は端末に紐づいているので、2台持っている人は2契約になります。

台数が増えれば、月額もそのぶん増えます。1,310円が2台で2,620円。ここで急に重くなります。

タブレットやイヤホンは別の話になります

iPadを持っている、ワイヤレスイヤホンを使っている。そうした端末は、この保証の対象外です。守りたければ別の手段を用意することになります。

スマホだけを守れば足りる人と、家の中に守りたい機械が何台もある人とでは、同じ月額でも意味が変わります。

台数が増えるほど1台あたりの額が動きます

1台ごとに契約する方式は、台数が少ないうちは分かりやすい。ただ、守る対象が増えると、1台あたりの単価が下がらないまま総額だけが伸びます。

複数台をまとめて1契約で扱える仕組みだと、ここが逆になります。台数が増えるほど1台あたりが下がる。モバイル保険はその数え方をしている商品です。

私が3台を数えて出した答えです

私の手元には、iPhone、iPad、ワイヤレスイヤホン、ノートパソコンの4台があります。AppleCare+をやめたあと、この4台をどうするかで悩みました。

結局、修理費が高い順に並べて、上から3台までを1契約で守る形にしました。最後の1台は自分で持つと決めています。守るものを数えてから金額を見ると、同じ月額でも意味が変わりました。

楽天モバイルの故障紛失保証がいらないと言い切れないのは盗難と紛失です

ここまで外す側の材料を並べてきましたが、外しにくい部分もあります。

手元に端末がない状態は修理では戻りません

盗難や紛失は、修理でどうにかなる話ではありません。端末そのものが手元にないからです。

画面が割れた程度なら、最悪その状態で使い続けるという選択もあります。ですが、なくした場合はゼロから買い直すしかない。15万円の端末なら、15万円が飛びます。

年2回までの交換という枠があります

この保証には、盗難や紛失で年2回まで交換を受けられる枠があります。自己負担12,900円を払えば、代わりの端末が届く。

無料ではありませんが、15万円と12,900円の差は大きい。この一点だけは、金額の計算ではなく起きたときの被害の大きさで見る必要があります。

外したあとに同じ枠を用意できるか考えます

1台ごとの契約は、台数がそのまま倍になる

外すのであれば、盗難と紛失に対する備えを別で持つのか、持たないと決めるのかをはっきりさせておきます。

備えを持たないと決めるのは、悪い選択ではありません。持たないと決めているのと、考えないまま外してしまったのとでは、あとで起きたときの納得感がまるで違います。スマホ保険そのものが必要かという整理はスマホ保険はいらないのかに書きました。

高い端末ほど外す判断は重くなります

Proシリーズのように20万円近い端末を使っている人は、外したときに背負う額も大きくなります。逆に、型落ちの端末や中古で安く買った端末なら、自分で持てる範囲かもしれません。

いくらの端末を持っているか。ここを抜きにして、保証がいるかいらないかは決まりません。

端末を分割で払っている人は残債も一緒に見ます

見落とされやすいのが、端末代の分割が残っているケースです。

紛失しても、端末の分割金は消えません。手元に何もない状態で、毎月の端末代だけを払い続けることになります。なくした端末の残債と、買い直す端末の代金が同時にのしかかるのが、紛失で一番きついところです。

支払いが残り20カ月あるなら、その期間だけは判断を保守的にする。払い終わっているなら、外しても背負う額はその端末の買い直し分だけで済みます。同じ人でも、分割が終わる前と後では答えが変わってかまいません。

楽天モバイルの故障紛失保証をいらないと決める前に確かめること

外す方向に傾いているなら、順番に手を動かします。

明細で今いくら引かれているか見ます

まず、楽天モバイルのmy楽天モバイルで、今月いくら引かれているか確認します。1,310円なのか1,650円なのかで、年間の額が4,000円近く変わります。

そして、いつから払っているかも見ます。2年払っていれば3万円台。その間に修理を使ったかどうかも一緒に思い出します。

iCloudの容量を今どれだけ使っているか見ます

次に、iPhoneの設定からiCloudの使用量を見ます。50GBのうち何GB使っているか。

40GBを超えて使っているなら、保証を外したあとにiCloud+の単体契約が要ります。10GBも使っていないなら、無料の5GBで足りる可能性があります。ここを見ずに外すと、翌月に慌てます。

守りたい端末を数えて書き出します

紙でもメモアプリでも構いません。壊れたら困る機械を書き出します。

端末修理費の目安守るか
iPhone高い守る
iPad中くらい判断
ワイヤレスイヤホン安い判断
ノートパソコン高い判断

書き出すと、自分が何台を守ろうとしているのかが見えます。1台の人と4台の人では、月1,310円の意味が違います。

外したあとの空白をどう埋めるか決めます

外すと決めたら、そのあとをどうするかまで決めておきます。何も入らないと決めるのか、別の形で持つのか。

この保証は一度外すと戻れないので、決めないまま外すのが一番もったいない。他の選択肢を横に並べて見たい方はスマホ保険の比較を先に見ておくと、判断が早くなります。AppleCare+との比較で迷っている場合はAppleCare+は必要かも参考になります。


結論:楽天モバイルの故障紛失保証は解約すると同じ端末で入り直せないため、外すなら次の受け皿まで決めてから外す。
主端末1台+副端末2台まで、月700円から。

月700円・最大3台まで

モバイル保険の公式ページを見る →

» モバイル保険公式サイトはこちら

※料金や条件は変わることがあります。加入前に、最新の内容を公式ページで確認してください。

楽天モバイルの故障紛失保証がいらないかでよくある質問

Q. 楽天モバイルの故障紛失保証はあとから外せますか

A. 外せます。

my楽天モバイルから解約の手続きができます。ただし、一度解約すると同じ端末では再加入できません。外したあとに気が変わっても戻れないので、解約の前に判断を固めておきます。

Q. 解約したらiCloud+の50GBはどうなりますか

A. 一緒になくなります。

この保証にはiCloud+の50GBが含まれているため、保証を解約すると容量も外れます。写真やバックアップで50GB近くを使っている場合は、iCloud+を単体で契約し直すか、データを整理するかを先に決めておきます。

Q. 楽天モバイル以外で買ったiPhoneでも入れますか

A. 入れません。

対象は楽天モバイルで購入したiPhoneに限られます。他社で買った端末や以前から持っていた端末を楽天モバイルの回線で使う場合は、持ち込みスマホあんしん保証という別のオプションが用意されています。料金も補償の中身も別です。

Q. 画面を割ったときの自己負担はいくらですか

A. 3,700円です。

画面と背面ガラスの修理は3,700円で受けられます。ただし、それ以外の故障は12,900円になります。水没や内部の故障は12,900円の側なので、画面割れの額だけを基準にして考えないほうがいいです。

Q. Androidでもこの保証に入れますか

A. 入れません。

故障紛失保証 with AppleCare Services & iCloud+ はiPhone専用です。Android向けには別のオプションが用意されていますが、料金体系も自己負担も異なります。同じ楽天モバイルの保証として一括りにすると、数字を取り違えます。

Q. iPhoneを買い替えたら保証はどうなりますか

A. 新しい端末で入り直す形になります。

画面割れの額だけで決めない

この保証は端末に紐づいています。機種変更のタイミングであらためて申し込むことになるので、そこが次の判断の機会になります。買い替えのたびに、入るか入らないかを考え直すことができます。

Q. 途中で解約したら払った分は戻りますか

A. 戻りません。

保証は使わなかった期間の返金がある商品ではありません。払い終わった月額は、その月の補償に対する対価として消えます。だからこそ、続けるか外すかは早めに決めたほうが、迷っている期間の分だけ得をします。

3つを全部調べて比べた結論を見る 実際にいくら戻ったのか、請求の記録を見る 毎月のお金を増やさず、画面割れに備える裏技を見る