アップルケアにあとから入れるのは30日まででした

iPhoneを買って2週間。箱はもう捨てて、ケースはまだ買っていない。店頭で「AppleCare+はいかがですか」と聞かれたとき、月に1,000円以上増えるのが嫌で「あとで考えます」と答えた。その「あとで」が今日になった人が、このページを開いていると思います。

日本でアップルケアにあとから入れるのは、端末の購入日から30日以内です。31日目からは、Appleの窓口が閉じます

ただ、この「30日」という数字は、Apple公式のページで国ごとに分けて書かれています。海外向けの説明を読むと「60日」と出てくるため、期限を読み違えている人がかなりいます。私が調べた時点で、日本語の記事で公式の原文を引いているものは見つかりませんでした。

ナルセ
私はiPhoneを買ったときに店頭でそのままAppleCare+に入った側なので、「あとから加入」のルートは自分では通っていません。このページは、Appleの公式サポートページとAppleCare+の契約規定を読んで整理したものです。引用元は本文中に書いています。

保証を横に並べて見比べたい方へ。AppleCare+・キャリアの補償・モバイル保険を1ページにまとめています。

スマホ保険の比較記事を見る →

アップルケアにあとから入れるのは購入から30日以内

Appleのサポートページには、あとから加入できる期限が製品と国ごとに書かれています。日本の欄に書かれているのは、購入時と購入後30日以内の2つです。

プラン日本での加入期限対象デバイス
AppleCare+購入時、または購入後30日以内iPhone・iPad・Mac・Apple Watch ほか
AppleCare+盗難・紛失プラン購入時、または購入後30日以内iPhone・iPad・Apple Watch

盗難・紛失プランも同じ30日です。「本体の保証だけ先に入って、盗難はあとで足す」という買い方はできません。

この30日は、迷うための時間ではなく、決めるための時間だと思ったほうがいいです。店頭で即決を避けた人にAppleが残している猶予は、この1か月しかありません。

アップルケアのあとから加入は日本だけ30日と決まっている

Appleのサポートページ「『設定』でAppleCareプランを購入する」には、こう書かれています。

iPhone の購入日から 60 日以内 (日本では 30 日以内) に AppleCare プランを購入できます。

同じ文の中で、60日と30日が併記されています。世界の標準は60日で、日本だけが30日に短縮されている、という書き方です。

この一文を見ずに翻訳記事や海外の情報だけを読むと、「まだ50日目だから間に合う」と思ったまま期限を越えます。日本で買った端末なら、見るべき数字は30日のほうです

英国やアメリカ、フランス、ドイツの欄には、購入後60日以内という記述と、複数台をまとめる「AppleCare One」という選択肢が並んでいます。日本の欄にAppleCare Oneはありません。海外の記事で見かけても、日本では使えないものだと考えたほうが早いです

アップルケアという制度そのものが何を保証しているのかは、アップルケアの中身を整理した記事にまとめています。

アップルケアにあとから入れるかは設定アプリで分かる

期限内かどうかを自分で数える必要はありません。加入できる状態なら、iPhoneの設定画面にその案内が出ます。

手順操作
1「設定」を開く
2「一般」を選ぶ
3「情報」を開く
4「AppleCare+ 保証が利用可能です」の表示を探す

この表示が出ていれば、期限内です。出ていなければ、期限を過ぎているか、その端末が対象外かのどちらかになります。

判定に迷ったら、ここを見るのが一番早いです。購入日の記憶も、レシートも要りません。

アップルケアのあとから加入は購入日の記録で決まる

期限のカウントは、あなたが手に持った日ではなく、Appleに記録されている購入日から始まります

Appleは保証状況の案内ページで、システムが提示する購入日が実際とずれる場合があると説明しています。量販店で買ったか直営店で買ったか、製品を登録したかどうかで、登録上の日付が変わることがあるためです。

設定画面に案内が出ないのに「まだ20日目のはずだ」という場合は、購入日の記録がずれている可能性があります。この場合は購入時のレシートで日付を更新できることがあります。

アップルケアのあとからの入り方は公式に2つ書かれている

Appleが手順として案内している加入ルートは、端末の設定アプリと、シリアル番号を使うオンラインの2つです

ルート必要なもの向いている人
設定アプリ対象のiPhone本体手元に端末がある人
オンラインシリアル番号とApple Account端末が手元にない人・PCで手続きしたい人

どちらも支払い方法の登録が要ります。手続き自体は数分で終わります。

アップルケアの入り方は設定アプリからが最短

サポートページに書かれている順番はこうです。設定を開き、一般を選び、「AppleCareと保証」を選ぶ。そこに表示された端末から、保証を追加したいものを選んで画面の案内に従う。

あとから入るなら、iPhoneの設定から3手

iPhoneだけでなく、同じApple Accountに紐づいたiPad、Mac、Apple Vision Proもこの画面に並びます。手元のiPhoneから、家にあるiPadの保証を足すこともできます。

料金がいくらになるかは端末によって変わります。金額の一覧はアップルケアの料金をまとめた記事で整理しています。

アップルケアの入り方はオンラインでも手続きできる

もう1つは、Appleの保証確認ページでシリアル番号を入力する方法です。保証状況が表示され、そのまま加入手続きに進めます。

シリアル番号は、設定の「一般」から「情報」を開けば確認できます。箱が残っていれば、そこにも印字されています。

端末が手元になくても、シリアル番号さえ控えてあれば手続きできるのがこちらの利点です。

アップルケアのあとから加入で店頭と電話が公式に見当たらない

「Apple Storeに持ち込む」「Appleサポートに電話する」「家電量販店のカウンターで頼む」と書いている記事をいくつも見ました。

私が確認した範囲では、Appleの日本語サポートページに、これらを加入手順として案内している記述はありませんでした。書かれているのは設定アプリとオンラインの2つだけです

店頭で受け付けてもらえないという意味ではありません。ただ、期限が30日しかない以上、公式に手順が書かれているルートから先に試すほうが確実です。移動して並んで断られると、それだけで数日が消えます。

支払い方法は、加入の手続きの中で月払いと一括から選びます。ここで選んだ形によって、あとで解約したときの返金の条件が変わります。金額だけで決めずに、記事の後半に置いた返金の表も見てから決めてください。

アップルケアに壊れてから入っても直せない

「画面の角が欠けているけれど、今から入れば安く直せるのではないか」と考える人がいます。ここが、この記事でいちばん誤解の多いところです。

AppleCare+の契約規定には、保証の対象外になるものが列挙されています。その中に、次の項目があります。

お客様が対象機器を購入した後に本プランを購入した場合における、本プランの購入前に対象機器に生じていた状態

つまり、加入する前についていた損傷は対象外です。加入した瞬間に過去の傷まで遡って直せるようにはなりません。

ナルセ
規定を読むまで、私も「入ってしまえば同じ」だと思っていました。あとから入る制度が用意されているぶん、この一文は見落としやすいです。

アップルケアは加入前に生じていた状態を対象外にしている

この条文が意味するのは、保証の起点が「加入日」だということです。

損傷が起きた時点保証の扱い
加入より前対象外
加入より後規定の範囲で対象

購入から30日以内でも、割ったあとに入るのでは間に合いません。急いで手続きしても、その画面は自己負担で直すことになります。

あとから加入という制度は、壊れた人を救うためのものではなく、決めきれなかった人のために置かれている猶予です。この2つは似ているようで、まったく別のものです。

アップルケアのあとから加入で端末の状態を見られる理由

加入手続きの中で端末の状態を確認する仕組みがあるのは、この条文を運用するためです。

すでに損傷がある端末をそのまま受け付けてしまうと、加入前の損傷と加入後の損傷を区別できなくなります。だから加入の時点で状態を記録します。

言い換えると、無傷のうちに入るかどうかがすべてです。30日という期限は、その状態を確かめられる期間として設定されているのだと思います

アップルケアにあとから入れない端末と人がいる

期限内でも、加入できない場合があります。契約規定に書かれている条件を並べます。

条件規定の内容
年齢未成年者は本プランを購入できない
購入国日本以外で購入されたデバイスは対象外の場合がある
損傷加入前に生じていた状態は対象外
期限購入時、または購入後30日以内

アップルケアは未成年者が購入できない

契約規定には、未成年者は本プランを購入できないと書かれています。

学生本人の名義で手続きしようとして止まる場合は、この条件に当たっている可能性があります。保護者の名義で契約する形になります。

アップルケアは日本以外で買った端末が対象外になる場合がある

海外で買ったiPhoneや、並行輸入品を国内で買った場合も、規定上は対象外になることがあります。

規定は「場合がある」という書き方で、すべてが一律に弾かれるとは書いていません。ただ、期限が30日しかないので、設定画面に案内が出ないなら早めに確認したほうがいいです。

中古で買った端末も同じです。期限は前の持ち主が新品で買った日から数えるので、あなたが受け取った日は起点になりません。発売から時間が経った機種を中古で買った場合、手に入れた時点ですでに30日は過ぎています。

この場合、Appleの入り口は最初から閉じています。中古の端末をどう守るかは、Apple以外の選択肢で考えることになります。

アップルケアのあとから加入が30日を過ぎたときに残る道

ここまでの条件のどれかに当たって、Appleの窓口が閉じた人に残っているものを2つ書きます。

30日を過ぎていても、購入から1年未満なら登録できる保険があります。Appleの窓口が閉じても、まだ開いている入り口があります。

月700円・最大3台まで

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» モバイル保険公式サイトはこちら

残っている選択肢条件
AppleCare+の入り直し前の保証が終わってから45日以内
購入1年未満で入れる保険新規取得日から1年未満、など

アップルケアは保証終了後45日以内なら入り直せることがある

Appleのサポートページには、あまり知られていない一文があります。

Apple製デバイスのAppleCareプランの保証期間が終了しても、終了後45日以内なら新しい保証を購入できる場合があります。新しいプランは定期払いです。

これは「一度入っていた人が、切れたあとに入り直す」ための窓です。購入から30日という入口とは別に、もう1つ用意されています。

2年契約が終わってそのままにしていた人、月払いを解約したあとに不安になった人は、45日以内ならまだ間に合う可能性があります。新しいプランは定期払いになると書かれているので、一括で買い切る形ではありません。

ただし、一度も入っていない端末には使えません。あくまで「保証期間が終了した」端末が対象です。

入り口は購入から30日、入り直しの窓は保証終了から45日。この2つを混ぜて数えると、どちらにも間に合わなくなります。自分がどちらの立場なのかを先に決めてください。

この一文は、サポートページの日本の欄に1行だけ置かれています。見出しも付いていないので、上から読んでいると通り過ぎます。

アップルケアのあとから加入をあきらめた人が入れる保険

一度も入らないまま30日を越えた場合、この45日の窓も使えません。そこで残るのが、Apple以外の保険です。

私が今使っているモバイル保険は、購入から1年未満の端末なら登録できます。1年以上経っていても、メーカー保証や販売店の3か月以上の製品保証が確認できる状態なら登録できることになっています。

項目内容
月額700円
登録できる台数1契約で最大3台(主端末1台・副端末2台)
年間の上限150,000円(主端末と副端末を通算)
主端末の修理費最大150,000円
主端末が修理不能・盗難最大37,500円
副端末の修理費最大45,000円(2台合計)
副端末が修理不能・盗難最大11,250円(2台合計)

副端末を初めて追加登録したときは、登録日から30日間は補償されません。ここだけ先に知っておいたほうがいいです。

Appleの30日を逃した人にとって意味があるのは、「購入から1年未満」という条件のほうです。30日で閉じる窓と、1年開いている窓では、残っている時間がまるで違います。今日が購入から45日目でも、150日目でも、まだ間に合う範囲にいます。

実際に修理費がいくら下りたかは、私が請求したときの記録に残しています。

アップルケアと保険で毎月いくら変わるか

私が払っていた金額と、今の金額を並べます。

項目AppleCare+(当時の私)モバイル保険(今の私)
月額1,180円700円
守れる台数iPhone 1台最大3台
2年間の支払い28,320円16,800円

iPhone 1台に月1,180円を2年払って、28,320円。その2年間で私が修理に出した回数はゼロでした。何も起きなかったのだから、それはそれで良かったのだと思っています。ただ、同じ備えを月700円で、iPadとワイヤレスイヤホンまで含めて持てるなら、そちらを選びます。

アップルケアをiPadやApple Watchにあとから足す場合

iPhone以外のデバイスでも、あとから加入の考え方は同じです。

デバイス日本での加入期限盗難・紛失プラン
iPhone購入時または購入後30日以内あり
iPad購入時または購入後30日以内あり
Apple Watch購入時または購入後30日以内あり
Mac・AirPods など購入時または購入後30日以内なし

iPadのアップルケアもあとから30日以内

iPadも30日です。手元のiPhoneの設定画面に、同じApple Accountで使っているiPadが並ぶので、そこから足せます。

家族で使っているiPadが自分のApple Accountに紐づいていない場合は、そのiPad本体の設定から操作します

Apple Watchの保証をあとから足すときの期限

Apple Watchも30日で、盗難・紛失プランの対象にもなっています。

腕から外して落とす、ぶつけて画面を割る、という壊れ方をしやすい製品です。単価のわりに修理費が高くつくので、入るなら購入直後に決めたほうがいいと思います。

アップルケアで複数台をまとめる仕組みは日本にない

Appleには複数のデバイスを1つの契約でまとめる「AppleCare One」がありますが、これはサポートページの日本の欄に載っていません。載っているのはアメリカ、イギリス、フランス、ドイツです。

あとから入れるのは30日まで

日本でAppleCare+を3台に付けるなら、3台ぶんの契約を別々に持つことになります。1契約で3台という考え方を使いたい場合は、Apple以外を見ることになります。

アップルケアにあとから入って合わなかったときの返金

入ってみて「やはり高い」と思ったときのために、返金の条件も見ておきます。契約規定には、支払い方法ごとに期限が分かれて書かれています。

支払い方法全額返金の期限それを過ぎた場合
マンスリー払い解約が14日以内残りの期間に応じた按分
年間プラン解約が30日以内残りの期間に応じた按分
固定期間プラン(一括)解約が30日以内残りの期間に応じた按分

アップルケアのマンスリー払いは14日以内なら全額戻る

月払いで入った場合、全額返金になる期限は14日です。年払いや一括より短くなっています。

「とりあえず月払いで入って様子を見る」つもりなら、この2週間が判断の期限だと思っておいたほうがいいです

アップルケアの年払いと一括払いは30日以内なら全額戻る

年間プランと固定期間プランは、どちらも30日以内の解約で全額返金と書かれています。

あとから加入の期限と同じ30日なので、覚えやすいです。加入から1か月のあいだに、自分に必要かどうかを決める形になります。

アップルケアを30日を過ぎて解約すると残り期間ぶんが戻る

全額返金の期限を過ぎても、解約自体はできます。この場合は、残っている期間に応じた金額が戻ります。

払った分がすべて消えるわけではありません。手続きの詳しい流れはアップルケアの解約手順に書いています。

アップルケアのあとから加入をやめて私が選んだもの

私はAppleCare+を2年払い切りました。月1,180円、合計28,320円。その間、iPhoneは一度も壊れませんでした。

やめたのは、金額に納得できなくなったからではありません。手元の端末が増えたからです。iPhoneのほかにiPadがあり、ワイヤレスイヤホンがある。この3つをAppleの保証でそろえようとすると、契約が3本になります。

モバイル保険は1契約で3台まで登録できて、月700円です。iPhoneを主端末に、iPadとワイヤレスイヤホンを副端末にして、今はこの1本にしています。守れる金額はAppleCare+のほうが手厚い場面もありますが、私の使い方では足りています。

アップルケアが必要かどうかの判断そのものは、アップルケアが必要かを考えた記事で別に整理しています。

アップルケアのあとからに関するよくある質問

Q. アップルケアは購入から何日まであとから入れますか

私はAppleCare+のかわりにこれにした

A. 日本では購入から30日以内です。Appleのサポートページには「60日以内(日本では30日以内)」と併記されていて、日本だけ短く設定されています。海外向けの情報にある60日を基準にすると期限を越えます。

Q. アップルケアに壊れてから入って修理できますか

A. できません。契約規定に、加入前に対象機器に生じていた状態は対象外だと書かれています。加入した時点より前についた傷や割れは、あとから入っても保証の対象にはなりません。

Q. アップルケアの入り方で一番早いのはどれですか

A. 端末の設定アプリからです。設定を開いて「一般」から「AppleCareと保証」に進むと、加入できるデバイスが並びます。シリアル番号を控えてオンラインで手続きする方法もあります。

Q. アップルケアの30日が過ぎたらもう何もできませんか

A. 2つ残っています。一度入っていた保証が終わってから45日以内なら、新しい保証を購入できる場合があります。一度も入っていない端末の場合は、購入から1年未満なら登録できる保険が選択肢になります。

Q. アップルケアはiPadやApple Watchにもあとから足せますか

A. 足せます。期限はiPhoneと同じで、購入時または購入後30日以内です。同じApple Accountに紐づいていれば、iPhoneの設定画面から他のデバイスの保証も追加できます。


入り忘れたことを責める必要はないと思います。店頭で即決させる売り方のほうに無理があるし、月1,000円を惜しむ判断は、そのときのあなたにとって正しかったはずです。

やることは1つです。設定を開いて「一般」から「情報」を見る。案内が出ていれば、まだ入れます。出ていなければ、Appleの窓口は閉じています。それだけを確かめれば、この件は今日で終わります。

閉じていた場合も、裸のまま使い続ける必要はありません。購入から1年未満なら、まだ入り口は開いています。

結論:アップルケアにあとから入れるのは30日まで。過ぎていたら、購入1年未満で入れる保険に切り替えたほうが早く終わります。
月700円で、スマホだけでなくタブレットもワイヤレスイヤホンも、1契約で最大3台までまとめて守れます。Appleの30日を逃した端末でも、購入から1年未満なら登録できます。
私はAppleCare+を2年払い切ったあと、これ1本に切り替えました。今のところ、これで足りています。AppleCare+をやめて、月700円・最大3台に切り替えました。

月700円・最大3台まで

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※料金や条件は変わることがあります。加入前に、最新の内容を公式ページで確認してください。

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