au故障紛失サポートの解約は日にちで損得が変わりました

前に請求明細を見せてくれた友人から、また連絡がきました。「故障紛失サポート、今日やめる」とのことでした。

手続き自体は5分で終わります。ただ、その日が月の何日なのか、時計が20時を回っているかどうかで、支払う金額が変わります。しかも、変わり方がAndroidとiPhoneで逆でした。

私はauの契約者ではありません。AppleCare+を2年払ったあと、今はモバイル保険を契約している側です。ただ、この日割りの扱いだけは公式のよくあるご質問を2ページ突き合わせないと分からない形になっていたので、友人の代わりに調べました。

解約の手順そのものはこのページの後半にまとめています。先に、その手順を実行する日を決める話から進めます

そもそも解約していいのか、まだ決めきれていない方へ。外していい人と外さない方がいい人を整理したページがあります。

au故障紛失サポートはいらないのかを見る →

au故障紛失サポートの解約は端末で手順が2つに分かれる

まず前提です。「故障紛失サポート」という名前は1つですが、中身は端末によって別のサービスとして扱われています

解約するサービス名を先に特定する

加入しているサービス対象端末退会の入り口
故障紛失サポート/with Cloud/ワイド with CloudAndroidスマートフォン・ケータイ・タブレット等My au(Web)
故障紛失サポート with AppleCare Services/同 & iCloud+/ワイド with AppleCare Services & iCloud+iPhone・iPadMy au(Web)

入り口はどちらもMy auで同じです。違うのは、退会したときのお金の扱いと、消えるサービスの中身です。

自分がどちらに入っているかは、My auの契約内容か、月々の請求明細で確認できます。iPhoneの場合は端末側でも分かります。設定から一般、情報と進んで「AppleCare Services」と表示されていれば、Apple側とセットの方です

加入しているか自体が分からない場合

明細に「故障紛失サポート」の行が見当たらないなら、そもそも未加入か、安心サポートパックとしてまとめて表示されている可能性があります。安心サポートパックは、故障紛失サポートと使い方サポートを束ねたものです。

この場合、故障紛失サポートだけを退会すると、パックとしての割り引きが適用されなくなります。残る使い方サポートが単体の月額649円に戻るため、思ったほど請求が下がらないことがあります

今いくら払っているのかを先に確定させたい場合は、au故障紛失サポートの料金をまとめたページに機種別の月額を並べてあります。

au故障紛失サポートの解約はiPhoneだけ日割りにならない

日割りになるかどうかが、AndroidとiPhoneで逆になります。

Androidは日割りになる

Android側の故障紛失サポートは、月の途中で退会した場合、月額料が日割り計算になります。月末最終日の20時以降に手続きをした場合は翌月1日付けの扱いになり、1日分の日割り料金が発生します。

つまりAndroidの人は、思い立った日に手続きして構いません。使っていない日数分は請求されない設計です。

iPhoneは日割りにならず1カ月分かかる

問題はiPhone側です。AppleCare Servicesとセットのサービスは、月の途中で退会しても日割りにならず、1カ月分の月額料が発生します

さらに、月末最終日の20時以降に手続きをすると翌日の手続き扱いになり、そこでもう1カ月分が発生します。

項目Android(故障紛失サポート)iPhone・iPad(with AppleCare Services系)
月の途中で退会日割り計算日割りにならず1カ月分
月末最終日20時以降の手続き翌月1日付け。1日分の日割り翌日付け。1カ月分が追加で発生
手続きの反映20時以降の申込は翌朝9時以降20時以降の申込は翌朝9時以降

同じ会社の同じ名前のサービスで、ここまで扱いが違います。

1日ずれると具体的にいくら変わるか

iPhone側の月額は機種によって違うので、ずれたときの金額も変わります。

加入している月額1カ月ずれたときに増える額
1,189円(上記以外のiPhone)1,189円
1,370円(iPhone 15/14/13/13 mini)1,370円
1,560円(iPhone 15 Plus/14 Plus)1,560円
1,740円(iPhone Pro系)1,740円

月末ぎりぎりに思い立って、夕食を済ませてから手続きをした。それだけで1,740円が増えることがあります。急ぐ必要はありませんが、20時という締めがあることだけは覚えておいてください。

ナルセ
友人には「今日は21時だから、手続きは明日の朝にして」と伝えました。

au故障紛失サポートの解約で失うものを先に確認する

with Cloud系は退会日から30日が期限

日にちが決まったら、次は失うものの確認です。公式のよくあるご質問では「お手続き前にご確認ください」としてまとめられています。

退会すると使えなくなるもの

失うもの対象補足
保証サービスと交換用携帯電話機お届けサービス共通退会月内の補償は基本的に受け付け不可
遠隔操作サポート共通Pontaパス・auスマートサポートに未加入の場合
512GBのクラウドwith Cloud系データ保存期間は退会日を起算日として30日
iCloud+ 50GBの無料特典iPhone系支払方法を登録していると有料へ自動移行
安心サポートパックの割り引きパック加入者使い方サポート単体は月額649円
再加入する権利共通次回の対象端末購入時まで不可

注目したいのは1行目の補足です。退会した月のうちは、補償を基本的に受け付けてもらえません。「今月分は払っているのだから月末までは使えるはず」という感覚は通用しないということです。

解約したのに別の課金が始まる経路がある

iPhone側でもう1つ注意したいのが、iCloud+の扱いです。

「iCloud+ 50GBストレージ付き」が含まれるサービスを解約すると、その特典は終了します。このとき、Apple Accountに支払方法を登録している場合は、通常の有料のiCloud+ 50GBへ自動的に移行します。登録していなければ、無料のiCloud 5GBへ移行します。

つまり、auへの支払いを止めたつもりで、Appleへの支払いが始まることがあります。金額としては小さいものですが、気づかないまま増える固定費という意味では、やめた目的そのものを削ってしまいます。解約後にApple側の請求も一度確認してください。

with Cloud系は30日の期限がある

512GBのクラウドに写真や動画を預けていた場合、データ保存期間は退会日を起算日として30日です。この期間を過ぎる前に、端末やSDカードへ移してください。

解約の手続きは5分で終わりますが、この移行作業は写真の量によっては数時間かかります。手続きより先に着手した方が安全です。

やめたあとの備えをどうするかがまだ決まっていないなら、3台まとめて自己負担なし、という選び方もあります。

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au故障紛失サポートの解約手順をMy auで進める

日にちを決めて、失うものを確認したら、あとは手続きです。所要時間は5分から10分ほどです。

My au(Web)での7ステップ

手順操作
1My au(Web)にアクセスし、au IDとパスワードでログインする
2退会したい契約を選び、選択をタップする
3解約するをタップする
4ご注意事項を確認し、同意して次に進むをタップする
5次のご注意事項を確認し、次へをタップする
6変更内容を確認し、契約内容の確認方法を選ぶ
7この内容で申し込むをタップする

au IDとパスワードだけ用意すれば進みます。すでにauを解約している場合は、手順2で「解約済み/休止中」の電話番号を選びます。回線契約なしで端末だけ買った場合は「機器代金/端末補償等」を選びます。

20時以降に申し込んだ場合、反映は翌朝9時以降になります。手続きした直後に契約内容へ反映されていなくても、そこは待って構いません。

Web以外の窓口もある

窓口備考
My au(Web)公式が手順を画像付きで案内している経路
My auアプリスマートフォンから完結する
LINEチャットから手続きできる
+メッセージ同上
電話口頭で確認しながら進めたい場合

なお、My au(Web)の画面が想定どおりに出てこなかった、という体験談もいくつか見かけました。私が調べた時点では公式はWebでの手順を案内していましたが、契約の状態によっては表示が変わることもあるようです。うまく進まない場合は、アプリか電話に切り替えるのが早いと思います。

au故障紛失サポートの解約後に私が備えをどうしたか

ここからは私自身の話です。私はauではなくAppleCare+を解約した側ですが、順番の考え方は同じでした。

私がAppleCare+をやめたとき、先にやったのは「やめる手続き」ではなく「次に何で守るかを決めること」でした。理由は単純で、無防備な期間を作りたくなかったからです。

auの故障紛失サポートには、これがより強く当てはまります。一度退会すると、次に対象端末を買うまで再加入できません。やめてから3日後に画面を割っても、戻る道がないということです。

やめる日は月末最終日の20時が境目

私が選んだのはモバイル保険でした。決め手は月額の安さではなく、1契約で最大3台まで登録できる点です。手元にはiPhoneのほかにiPadとワイヤレスイヤホンがあり、1台ごとに保険料を積む形が自分の使い方に合っていませんでした。

ただ、これはあくまで私の条件での結論です。auで買った端末をauの窓口に持ち込める安心を重視するなら、続ける判断も十分にあると思います。外していい人と外さない方がいい人の線引きは、au故障紛失サポートはいらないのかを検証したページにまとめました。

au故障紛失サポートの解約に関するよくある質問

Q. au故障紛失サポートの解約はいつがいいですか

A. 加入している端末によって答えが変わります。

Androidは日割り計算になるので、いつ手続きしても損得はほとんど変わりません。iPhone側は日割りにならないため、月の初めに解約しても月末に解約しても同じ1カ月分がかかります。どうせ1カ月分払うなら、月末に近い日まで補償を残しておく方が無駄がありません。ただし最終日の20時を過ぎるとさらに1カ月分が乗るので、そこだけ避けてください。

Q. au故障紛失サポートの解約にデメリットはありますか

A. 最大のものは再加入できないことです。

次に対象端末を購入するまで入り直せません。加えて、退会月内の補償は基本的に受け付けてもらえない点、遠隔操作サポートが使えなくなる点、with Cloud系ではクラウドのデータが30日で消える点があります。

Q. au故障紛失サポートを解約したらお金は戻りますか

A. 戻る仕組みではありません。

月額料の前払いを返金するサービスではなく、Androidは日割りで請求が調整され、iPhone側は当月分が満額かかるという扱いです。まとまった額が返ってくることを期待して手続きすると、想定と違う結果になります。Apple直契約のAppleCare+であれば未経過分の返金がある場合もあるので、そちらはアップルケアの解約をまとめたページを見てください。

Q. au故障紛失サポートの解約はアプリからでもできますか

A. できます。

My au(Web)のほか、My auアプリ、LINE、+メッセージ、電話が用意されています。Webで画面が進まないときは、別の窓口に切り替える方が早いことがあります。

Q. au故障紛失サポートを解約したらiPhoneのAppleCareはどうなりますか

A. 一緒に終了します。

「with AppleCare Services」はauの故障紛失サポートとAppleのサポートを束ねたサービスなので、退会するとApple側のサポートも受けられなくなります。あわせて、iCloud+ 50GBの無料特典も終了します。Apple Accountに支払方法を登録していると、そのまま有料のiCloud+へ移る点も確認してください

Q. 解約した後スマホの備えはどうすればいいですか

A. 解約の前に決めておくのが安全です。

再加入ができない以上、空白の期間を作ると戻れなくなります。キャリアの補償、メーカーの保証、独立系のスマホ保険という3つの選択肢があり、それぞれ守れる範囲が違います。スマホ保険の全体像をまとめたページに、種類ごとの考え方を整理してあります。


auの故障紛失サポートの解約は、手続きだけなら5分で終わります。難しいのは手順ではなく、実行する日と、その前に何を準備しておくかでした

Androidは日割り、iPhoneは1カ月分。20時を過ぎたら翌日扱い。退会月内の補償は受けられず、一度やめたら次の端末を買うまで戻れない。この4つを押さえてから、手続きに進んでください。

結論:私なら、やめる手続きより先に、次に何で守るかを決めます。
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私はAppleCare+をやめてこれ1本にしてから、毎月の固定費が半分近くになりました。今のところ、これで十分だと思っています。AppleCare+をやめて、月700円・最大3台に切り替えました。

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